続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

食事会。

2012-03-13 07:02:18 | 日常
 今日は「七宝焼き」の食事会・・・昭和の時代から続いているサークル。

「(わたしなんか、もう年・・・)早生まれだから来月で40才になるの」と、話したことを覚えている。

 なぜあの頃、あんな老け込んだ気持ちでいたのか、今にして思うと不思議なほど自分の中では終末感を抱いていた。仕事と介護と子育てと・・・いろいろ重なり疲労困憊していたのかもしれない。

 自分を追い込むのではなく、自分を解放しなくてはいけない。

 そんなことをぼんやり考えて自分をどこか違うところへ移動させたかったように思う。あれから四半世紀・・・事情はずいぶん変化し、自分の時間を持てるようになった。精神的には解放されて自由になったけれど、物理的には衰退していく身体と向き合う時代になったことに、自身で驚愕している。

 ちょうど良い時なんていうものはない。そのことを最初から自覚していればもっと・・・否、新しい今日という日を愉しむ、むしろ明日はないというほどの気構えのほうが重要かもしれない。

 四半世紀を経たサークル・・・まだまだ?

『風の又三郎』259。

2012-03-13 06:52:00 | 宮沢賢治
 はるかな西の碧い野原は、今泣きやんだやうにまぶしく笑ひ、向ふの栗の木は、青い後光を放ちました。

☆星の璧(玉)也。
 現われる魂の球は精(心)の光である。
 鬼(亡霊)が招く光。
 苦しみから離れた鬼(亡霊)の聖(厳か)な光が、講(はなし)を包んでいる。

『城』761。

2012-03-13 06:21:24 | カフカ覚書
あのとき、あなたは、フリーダがかわいいからとか、この子のことが心配だとかおっしゃいました。わたしは、その点はあまりよくわからなかったのですが、それだけにあなたがわたしを憎み、嘲笑し、家から追いだそうとしていらっしゃる気持はよくわかりました。

 かわいい/Liebe→riebe/或人に或事をあからさまに指摘する。
 追い出す/Hausverweisung→Haus verweisen/(天)宮、指示する・叱責。
 
☆あなたは、あのとき、あからさまな指摘や配慮を言及しました。それによって、より先の死は分からなかったのですが、ますます憎しみや軽蔑が増したので、(天の)宮を叱責なさったのです。