続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

恐怖<子供の笑顔>痛み

2012-06-16 06:47:31 | 日常
 サークルに行くと、一人は診察結果を聞くために病院に、一人は首の痛みのため医者に、一人は首に湿布薬を貼って何とか出席という具合・・・。
 みんな少しずつ劣化の一途・・・下降線が上向きになることは難しい。

 モチーフの紫陽花を描きながらおしゃべり・・・。
「あっちも痛い、こっちも痛いって嫌ねぇ。これじゃ全く年寄りと同じ」
「アハハハ・・」
「すっかり年寄りになったこと忘れて、いやになっちゃうわ。」
「本当に・・・」

 学校が退ける頃になってようやく姉妹が登場。パッと明りが点いたように活気がみなぎる。やっぱり子供ってすごいパワーがあるんだな)と気づかされる。部屋の空気が華やぎ、身体の痛みなど吹き飛ぶから不思議。


 外に出てくるとこんなにいいことがある、自分に言い聞かせる。

 そこへ姉妹の母親であるMさんが現われ、自宅のTVが煙を吐いて壊れてしまったことを話してくれた。(驚愕!)
「煙はね、羊さんの毛みたいな色(ベージュ)だったよ」と、Aちゃん。
「わたしはまだ寝ていたから見なかったの。パパはトイレだったし」とKちゃん。
「とにかく怖かったわ、すぐコンセント抜いたけど・・」


 急速冷凍・・・って感じ。

『城』854。

2012-06-16 06:22:16 | カフカ覚書
一方、夫人のほうは、からっぽになった箱のまえにひざまずいたままだった。さがしているような様子さえなかった。いずれにせよ、ろうそくは、ずっと離れたところに立てたままであった。

 箱/kasten→kastell/要塞、とりで。
 さがす/suchen→sache/事実。
 ろうそく/kerze→katte/束縛。

☆一方、自由は無意味な要塞のまえを回避したままであり、それらはまったく事実ではなかった。いずれにせよ束縛は非常にひどいままだった。