続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

日常は常ならず。

2012-06-19 06:40:59 | 日常
 わたしが膝が痛いと言ったら、牛筋のスープを作って持ってきてくれた人はその後も持ってきてくれている。先日などは留守だったので玄関先にラップをして置いてあった。
 いつも器を空け変えているので気づかなかったけど、持参の器は洗剤をつけないで洗ったとしか思えないほどの薄汚れ。洗剤の付着した器よりはいいかなと考えて、その器を洗ったけど、湯や洗剤くらいでは落ちない。漂白とクレンザーで、と手が伸びかけたけど反って失礼になってはと、そこそこで留めた。

 夕刻七時・・・チャイムを押したけど鳴っているのか否か・・返事はない。戸を叩き、呼びかけたけど無音。〈車はあるから留守とも思えなかったけれど)一人暮らしでは食材の調達もあれこれ揃えるのは面倒だろうと思い、返却の器には、ピーマン、トマト、生姜、青菜を少しづつのせておいた。

 気になって夜九時ごろにも彼の家のほうを見たけれど、まだ留守なのか電気が点いていない。(まぁいいわ、そのうちには帰るでしょう)という気持ちだった。

 ところが翌日も、翌々日になっても電気が点かない。玄関先に置いた器〈ラーメンどんぶり〉は無くなっているから出入りはしているはず・・・。それにしても・・・。

 昨夜も気になって彼の家を見たけど電気が点いていない。〈電気を止められたのだろうか)

 事故(被害者らしい)に遭い後遺症で職を失い、頼りの母親も他界。「生活保護の申請をしています」と言っていたけど、今は難しいのかもしれない。「僕はガスを止められても、煮炊きの方法を心得ていますから」と、神妙に語った彼。

「親戚からお金を借りて、持っているお金もなくなったら・・・」
 彼との会話からは困窮も極まる切羽詰った様子が露呈している。四十代後半・・・。

《元気出して頑張って!》
 どうするのかな・・・心配している。

『城』857。

2012-06-19 06:16:37 | カフカ覚書
「じゃ、割りあてられたということにしておいてもいいです。しかし、まるで天から降ってきたようなものです。この割あてとやらは、まるででたらめそのものです。

 割りあてる/zugeteilt・・・与えられる。

☆「現に与えられたということです」「まったく同様に天から降ってきたようなものです。この天賦(天与)は無思考です。
〈この割りあてという言葉の中には被害、災難という意味合いが含まれているのではないかと思う)