続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

温度差。

2014-07-01 06:54:46 | 日常
 誰しもが同じに感じるということはない空気中の温度。人の体温に比して大体これくらいの温度が適温であり、以下・以上においては多少、あるいは甚だしく抵抗を感じるという平均値はある。

 比較的大丈夫/OKという幅が広いわたしに対し、夫は寒がりの暑がりでギョッとすることがある。
(ああ、暑い)と思って窓を開け放つと、耐えかねたように半纏に包まり、気持ちがいいくらいの涼しさに「寒いなぁ」と言ってストーブやエアコンを点けるのを見ていると、つくづく温度差を感じて愕然としてしまう。

(これくらいは適温でしょう)と思っているのに、微妙な差異にも反応し、「寒い」と言ったり「暑い」と言って・・・(騒いでいる)。

 寒→《我慢(適温)我慢》←暑。この《 》内が限りなく0に近い夫との暮らしは若干不自由であるけれど、ふと夫は病気ではないかなどと疑ったりすると、むしろ自分が横柄な嫌な性格に思え、我慢は嫌がらせ行為に通じるのではと消沈してしまう。

 窓の開け閉めレベルは構わないけれど、エアコンなど経費のかさむレベルになると若干気が立ってくる。《どうしてこれくらいの暑さ(寒さ)に耐えられないの!》と。


 夏になると、TVからは「我慢をしないでエアコンを点けましょう。特にお年寄りの場合は家の中にいても熱中症になりますから~」と呼びかける昨今では、生活保護でもエアコンの使用は許容範囲とのこと。これからの季節、先んじてリモコンを手にする夫を想像しただけで気分が塞いでしまうケチな(我慢強い)わたし。

 譲るべきは譲って、健康ライフを優先させることを心掛けるべきか。我慢は美徳ではない時代かもしれない。
 それにしても、今朝くらいの室温(23度)でも、半纏を引っ掛け(株価ばかり見ている)夫と、汗を流している(働き者の)わたしである。

『ポラーノの広場』383。

2014-07-01 06:45:06 | 宮沢賢治
「家の中の燈火を消せい。電燈を消してもほかのあかりを点けちゃなんにもならん。家の中のあかりを消せい。」


☆化(形、性質を変えて別のものになる)の注(意味を明らかにする)と、等(平等)の化(教え導くこと)の証(事実を裏付ける)になる。伝える等(平等)が、衝(重要)である。
 天(人間界の上にある清浄な世界)の仮の宙(宇宙・世界)の章(文章)である。

『城』1669。

2014-07-01 06:30:00 | カフカ覚書
コーヒー・カップを台なしにされていちばん悲しんだのは、むろん、フリーダであった。Kは、彼女をなぐさめるために、すぐに村長のところへ出かけ、代償の品を要求して、もらってきてあげよう、と保証してやった。


☆馬鹿話に敗北し、いちばん悲しんだのは、むろんフリーダ(平和)だった。Kは彼女をなぐさめようと、すぐに教区の長のところへ出かけ、補償を求めることを保証してやった。