続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

今日は昨日ではない。

2014-07-05 06:56:31 | 日常
 植物観察会で久しぶりに会ったTさんと馬堀海岸駅まで一緒に歩いた。

「わたくし、一年も寝たきりでした。やっと歩けるようになったと思ったら、骨密度は激減していて大腿骨やら背骨やらあちこち痛くて大変です。それに、帯状疱疹が顔に出まして頭にも及びましたから染めることも出来ず、こうして帽子が手放せないでいます。主人は『歩けるだけでも幸福じゃないか』と申しますけど、熱心に体操教室にも通いつめていたわたくしとしては残念でなりません」と言った。

「どうして、何でそういうことになったの?」
「始まりは、転倒です。自慢だった骨密度だけど、もうあの頃は激減していたのかしら。骨折から始まっていろいろ身体の不具合が出て来て・・・今やっと回復してこうして外へ出られるようになりました。」

 元気で美人、お洒落で屈託のない人の衝撃の告白。


 先月の講習会で席を隣り合わせたAさん、「わたし、明日入院します。」「えっ、なんで?」「血液ね・・・」と言ったきり黙って微笑んでいたけど、今回は欠席。何も聞かずに別れたけど・・・どうしているかな(会いたいな)
 被災地の三陸へもボランティアで出かけるような優しくて強くて元気な人がなぜ病気になったりするの・・・。


 みんな同年輩、少しづつ身体の不調が出て来て万全ではない。それでも、(わたしたちは仲間だ)という意識でお互い励ましあっている。♪目と目で感じあう~♪ ちょっと意味を外しているかもしれないけど、そんな感じである。

 今日は昨日とは違う。この変移を厳粛に受け止めて、せめて明るくいきたいと思う。

『ポラーノの広場』387。

2014-07-05 06:41:28 | 宮沢賢治
「家の中のあかりを消せい。電燈を消してもほかのあかりをつけちゃなんにもならん。家の中の灯りを消せい。いや、今晩は。」叫びながら右左の人に挨拶を返して行くのでした。


☆化(教え導く)衷(心の中)の照(普く光があたる=平等)を伝え、統(一筋にまとめる)章(文章)である。
 化(形、性質を変えて別のものになる)の注(意味を明らかにする)は衝(重要)である。
 混(まじった)番(くみあわせ)には、教(神仏のおしえ)が有る。
 査(明らかにする)仁(博愛や同情の心)や愛を察(推し量り)、変(移り変わる)講(はなし)である。

『城』1673。

2014-07-05 06:23:46 | カフカ覚書
さて。準備がととのうと、Kは、つぎにする仕事の割りふりをした。助手は、薪を運んできて、ストーヴを焚きつけること。しかし、となりの教室から先にすること。となりには、さらに大きな危険が待ち受けていたからである。


☆さて、すべてが終り、現場不在のための小舟が分配された。助手(脳、知覚)は冥府に連れていくべきだと命じた。死の罪過のテーマを先にすること。そこにはさらに大きな危険が待ちうけていていたからである。