続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

身体能力。

2014-07-29 07:07:05 | 日常
 体育系の人に関心が無かったのは昔の話で、今ではむしろ憧れてさえいる。

《いいなぁ、身体能力の高い人は・・・ステキだな》と思う。
 
 衣笠山へは、観察イベントや「歩こう会」で登っている。けれど、近所のAさんは、「買い物ついでに衣笠山を散歩して遠回りして来たわ」と言い「昔から山は好きでずいぶん登ったから」と軽く笑った。
 そのAさん、今朝バッタリ会うと「孫が朝練で毎日忙しい」と言った。
「何の朝練?」
「陸上だけど、やる気が無くて・・・。走るほうの記録がいいのに高跳びのほうを選んでいるの。なんか、空が見えるのが気持ちいいらしいわ」と笑った。
「いいわね、その大らかさ」
「わたしもバスケットやっていたからね、運動は好きなのよ。動くことが好きなのよ。だから今でも丈夫なのかしらね」と涼しい顔で言った。


 だから(身体が)丈夫・・・これ以上の幸福があるだろうか。
 真直ぐ歩く、どこまでも疲れ知らずの人。わたしの中であまりにも輝きすぎていて眩しいほどの体育系の人たち。

 日に焼けて真っ黒、それがどうした! 背筋がピンと伸びて闊歩していく人に出会うと強い敗北感を抱く。羨望を乗り越えるには今からでも遅くない地道な努力で克服できるのではないか、と過ぎる妄想。

 暗く閉じこもりがちだった今までの経由は、それを許さない。否、その信念が著しく欠けている。ただでも低い身体能力は加速をつけて降下している昨今。

 なんとか、《なんとか、神さまお願い!》

『ポラーノの広場」 410。

2014-07-29 06:56:54 | 宮沢賢治
「わたくしがこゝへ人を避けて来てゐるのは全くちがった事情です。

 人はトと読んで、図。
 避けてはヒと読んで、比。
 来てはライと読んで、頼。
 全くはゼンと読んで、繕。
 事情はジ・ジョウと読んで、字、乗。


☆図りごとは、比べることに頼り、繕(つくろい)、字を乗せていく。