Aさんの話によると、崖崩れのあった某所を通りかかったら、通行禁止になっていて前後に警備の人が立っていたという。
散歩の途中、つまり近隣の崖崩れを一目自分たちの眼で確認したいと思い、「通ってもいいですか」と聞くと、当然の如く「通行禁止です」と言われたらしい。
「でも少しだけ・・・」と頼んでみると、
「では、自己責任で」と、許可された由。
「それでね、わたしと夫は、その積んであった土嚢を乗り越えたの。でも同行のBさん、下りる時に躓いちゃったのよ」
急いで夫は車を取りに行って彼女を彼女の自宅まで送り届けたの。何があるかわからないわねぇ、やっぱり・・・。少し経って電話が鳴ったから出て見ると彼女、(ああ、無事だったのね)と思ったら『わたしはどうしてソファの上に横になっているの?』って聞くじゃない。驚いて彼女の家に直行したわ。」
「記憶がないって言うの、だからすぐに救急病院へ連れていったけど、『脳震盪を起したものと見られますが、ここでは詳しくは分かりませんので病院で調べて下さい』って言われて総合病院でいろいろ検査したの。で、結局『何でもないようですが、何かあったらすぐ来てください』ってことでこの件は幕を閉じたんだけど・・・」
そういえば、よく「通行禁止」とか「危険」って看板出ているけど、興味半分で(どれどれ)なんて物見高いことをしてはいけないって言う教訓かもしれない。
何でもないように見えて、何でもあるから、そういう標識がわざわざ貼ってある。
Aさんの話に大きく肯いたことでした。
散歩の途中、つまり近隣の崖崩れを一目自分たちの眼で確認したいと思い、「通ってもいいですか」と聞くと、当然の如く「通行禁止です」と言われたらしい。
「でも少しだけ・・・」と頼んでみると、
「では、自己責任で」と、許可された由。
「それでね、わたしと夫は、その積んであった土嚢を乗り越えたの。でも同行のBさん、下りる時に躓いちゃったのよ」
急いで夫は車を取りに行って彼女を彼女の自宅まで送り届けたの。何があるかわからないわねぇ、やっぱり・・・。少し経って電話が鳴ったから出て見ると彼女、(ああ、無事だったのね)と思ったら『わたしはどうしてソファの上に横になっているの?』って聞くじゃない。驚いて彼女の家に直行したわ。」
「記憶がないって言うの、だからすぐに救急病院へ連れていったけど、『脳震盪を起したものと見られますが、ここでは詳しくは分かりませんので病院で調べて下さい』って言われて総合病院でいろいろ検査したの。で、結局『何でもないようですが、何かあったらすぐ来てください』ってことでこの件は幕を閉じたんだけど・・・」
そういえば、よく「通行禁止」とか「危険」って看板出ているけど、興味半分で(どれどれ)なんて物見高いことをしてはいけないって言う教訓かもしれない。
何でもないように見えて、何でもあるから、そういう標識がわざわざ貼ってある。
Aさんの話に大きく肯いたことでした。