あっという間もなく、気づけばお盆が直に迫っている。
お墓参り・・・。
町内に市営墓地があるので、徒歩での行き帰りは一時間。散歩がてら日参する人も多い。見習ってわたしもそうすればいいのに、傍観するのみで実行には至らない。
(せめて一年の内に、春秋のお彼岸、お盆、年の瀬・・・これだけは最低限守っている)
ところで今夏は、台風のため行ってみるとほとんどのお墓にお花はなかった。五十年に一度の、名前も付いた大型台風では無理もない・・・まだ盆の入りは明日。
お墓の前で手を合わせると・・・お父さん、お母さん、わたしに妹・・・懐かしい昔が過ぎる。
「お父さん、お母さん、わたしと妹の家族をどうか見守って下さい。平穏無事、安らかな日常、ただそれだけでいいんです。」
両手を合わせ、重ねて念じてお墓に水を掛けてくる。花は見栄えのしない廉価なものだけど(ごめんなさい)お願いだけはしっかりしてくる。
亡母が入院している時、だらしない姿で見舞いに現れる娘のわたしを見て母は嘆いた。
「お前ねぇ、お隣のベットのご家族は病院のすぐ側にお住まいでも、きちんと身なりを整えてやって来るというのに、お前のその恰好は何なの!」と叱られた。
お墓の下の母は、廉価な花をあげるケチなわたしを嘆いているかもしれない。(ごめんなさい)幾つになっても謝ってばかりの不出来な娘も(立派に?)67才の夏を迎えています、妹も元気ですよ。(これで勘弁してください)
お墓参り・・・。
町内に市営墓地があるので、徒歩での行き帰りは一時間。散歩がてら日参する人も多い。見習ってわたしもそうすればいいのに、傍観するのみで実行には至らない。
(せめて一年の内に、春秋のお彼岸、お盆、年の瀬・・・これだけは最低限守っている)
ところで今夏は、台風のため行ってみるとほとんどのお墓にお花はなかった。五十年に一度の、名前も付いた大型台風では無理もない・・・まだ盆の入りは明日。
お墓の前で手を合わせると・・・お父さん、お母さん、わたしに妹・・・懐かしい昔が過ぎる。
「お父さん、お母さん、わたしと妹の家族をどうか見守って下さい。平穏無事、安らかな日常、ただそれだけでいいんです。」
両手を合わせ、重ねて念じてお墓に水を掛けてくる。花は見栄えのしない廉価なものだけど(ごめんなさい)お願いだけはしっかりしてくる。
亡母が入院している時、だらしない姿で見舞いに現れる娘のわたしを見て母は嘆いた。
「お前ねぇ、お隣のベットのご家族は病院のすぐ側にお住まいでも、きちんと身なりを整えてやって来るというのに、お前のその恰好は何なの!」と叱られた。
お墓の下の母は、廉価な花をあげるケチなわたしを嘆いているかもしれない。(ごめんなさい)幾つになっても謝ってばかりの不出来な娘も(立派に?)67才の夏を迎えています、妹も元気ですよ。(これで勘弁してください)