続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

「歩こう会」(観音崎)

2014-07-03 06:12:19 | 三浦半島
 浦賀駅から防衛大学のほうへ上った。百段からの階段を上がると「ここら辺りは高級住宅街です」と、リーダーのYさん。

(ああ、そういえば友人宅がある)どこから見てもお金持ちなのに、赤い羽根募金の赤い羽根、「来年も使えるから『箪笥にしまっておくように』って母が言うの」と、友人。(ビックリ)
「大学の寮費が三倍に跳ね上がったと言ったら『父は抗議しないさい』って。でもね、『百円から三百円になったの』っていったら、『いいだろう』ですって」と、笑った。
(お金持ちというのは、案外倹しく貯めこんでいるんだなぁ)と学習したことなど、懐かしく過ぎった町。

 森のロッジで休憩、観音崎灯台へと向かった。ここへは小学校四年生の遠足で来たけれど、高所恐怖症のためどうしても上れない階段、どう考えても無理だった意気地なしのわたし。半べそ状態のわたしを見て先生は「下で待っていなさい」と。
 新卒で担任になったO先生、わたしの作文を褒めてくれたっけ。「どうしてこんなにすらすら書けるの」って。以来誰にも褒められもしないわたしの作文・・・高所は今でも恐いまま、そして作文は今でも好きかも知れない。

 紫陽花の花が見頃。忙しく手入れをする人たち。「日曜日に紫陽花の講習会があります、定員にまだ空がありますので是非参加してください」と呼びかけてもらった。ボランティアの方々の熱意で公園は美しく整えられている。アガパンサスの紫の群落、カンナの朱、勢いあるハーブ類、ステキな公園風景である。


「さあ、もうすぐ終点のバス停です。あと200メートルくらいですから~」と、リーダー。200メートルはゆうに越しているのにまだ着かない。
 やっと、着いたころわたしは言った。「200メートル以上歩いていますけど」
「そうですね、200メートル+αというところでしょうか」と、リーダーが笑った。
「リーダーの嘘のおかげで、何とか歩いています」と、わたし。「そうですか、今日は4キロばかりだと思っていたら6キロありましたねぇ」という。


 7月と9月は半日にしてくれたので、何とかクリアー。
(もうダメだ、もうダメだ)と思いながら、サークルの皆に励まされながら、脳の誤作動を信じて歩いた昨日。ほんとうに感謝、深謝・・・スッキリ!

付記:昼食なしの行程だったのでマクドナルドで一休み。アイスコーヒー(百円)ハンバーガー(百円)ポテト(四人で割り勘)三百円でお釣りがくるマックは最高!

『ポラーノの広場』385。

2014-07-03 06:00:40 | 宮沢賢治
「家の中のあかりを消せい。電燈を消してもほかのあかりをつけちゃなんにもならん。家の中のあかりを消せい。」その声は伽藍とした通りに何べんも反響してそれから闇に消えました。


☆化(教え導く)が柱(物事の支え)である。
 照(普く光があたる=平等)を伝え、統(ひとすじにまとめる)章(文章)は、化(形、性質を変えて別のものになる)の注(意味を明らかにする)章(文章)を省(注意をして見る)。
 二つを課(割り当て)翻/つくりかえている。
 教(神仏のおしえ)の案(計画)の章(文章)である。

『城』1671。

2014-07-03 05:45:05 | カフカ覚書
女教師は、彼女をおどそうとして、いらいらさせるような調子でたえず定規で教卓をたたいたけれども、フリーダは、首尾よくとりかえしてきた。


☆それにもかかわらず、その教示は彼女をおどし、血統への思いを混乱させ、胸底を脅かしていたので、同じように格闘していた。