続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

眼科医院 ①

2014-07-16 06:24:20 | 日常
 やっぱり不安なのでサークルの帰りに眼科医院を受診することに。
「この辺り、眼科はどこがいい?」と友人に聞くと、
「衣笠病院」
 総合病院は混むし、第一このごろは紹介状がないと料金が上乗せになる。二年ほど前に膝痛で受診したら、痛み止めの薬だけという結果だけだったことを思い出し、ここはパス。
「それから?」
「医療ビルの中に菱眼科があるわ」

 ということで、三時近くなるのを待ってビルの中へ。

「どうなさいました?」と、受付の人。
「左目が赤いので・・」
「他に赤い人いますか?」
「いません」

 六十年前に眼科を受診したときと違い、今は視力検査から眼底検査など医師に診てもらう前にも検査。
 医師の前にも当然検査用の顕微鏡みたいな器具が設置されていて、それを覗き込んで診てもらう。
「眼が赤くなる原因はウィルス性のものとアレルギー性のものと(?)があります。ウィルスですと人に移りますからサークルなどは休んで下さい。では検査します。十五分ほどかかりますのでお待ちください」

 院内は驚くほど清潔ムード、待ち時間の間、(ちょっとトイレに)。
 と、その後すぐに職員がトイレに、手には殺菌スプレーを持っている。点検の後には閉めたドアの持ち手もそれとなく拭いていた。(徹底した衛生管理)

 そして、
「ウィルスに関してはマイナスでしたが、4500以上ないとプラスにはなりませんから安心しないでください。抗菌性の目薬を処方いたしますが、改善されないようでしたらまた来てください。治っても確認のために来てください」

 不衛生だった戦後、結膜炎の子供でごった返していた眼科医院とは大違い。超衛生的、検査尽くめの眼科医院・・・恐れ入りました。おかげで今朝は両目とも瞼は開き、赤目も薄らいでいる。

『ポラーノの広場』398。

2014-07-16 06:16:33 | 宮沢賢治
その小路をはひるとまもなく、一つの前庭のついた小さな門をデステゥパーゴははひって行きました。

 小路はショウ・ジと読んで、照、辞。
 一つはイツと読んで、溢。
 前庭はゼン・テイと読んで、全、定。
 小さなはショウと読んで、照。
 門はモンと読んで、問。
 行きましたはコウと読んで、講。


☆照(普く光があたる=平等)の辞(ことば)が溢れている。
 全ての定(決まっていて変わらない)は照(平等)であり、(それを)問う講(はなし)である。

『城』1684。

2014-07-16 05:57:16 | カフカ覚書
「さあ、仕事にかかりなさい」と、彼女は、いらいらした調子で言って、ふたたび猫のほうにかがみこんだ。助手たちといっしょに平行棒のうしろからなりゆきを見守っていたフリーダは、血を見ると、悲鳴をあげた。

 平行棒/ballen→Ballade/譚詩、物語詩。
 血/Blutes・・・種族、血統。


☆「さあ、現今の現場不在証明です」と、言って改めて連鎖を退けた。助手(脳、知覚)と共に、物語の詩の奥を注視していた。フリーダ(平和)は、種族の光景に悲鳴をあげた。