『ロゴスドン』の次回のテーマは『欲望」である。
欲望、野望・・・内に秘めたドロドロとした戦闘意識という感じでイメージとしては少なくとも美的ではない。
欲望も希望の範疇だと思う。そして、希望という言葉で括ると、前向きで明るく美しくさえあり、未来への架け橋として輝かしい意味合いを呈してくる。
しかし「欲望」を前面に出した途端、それはいかにも薄汚れた色に変色してしまう。
何故か・・・。
欲望のない人間は皆無である。本能としての欲望は身についている。「そんなものは無い」と言えば嘘になる。仮に何の望みも無く死を望んだとしても、そこには「死にたい」という欲望が彼を扇動しているからである。
欲望という言葉は、卑しいものとされる傾向がある。誰もが抱いている感情でありながら、誰もがそれを否定する素振りをする。そのことに関しては忘れたいとさえ思い、欲望を否定することで身の潔白が証明されたような気になるからである。
一切の欲望を捨て去ることが出来れば、美しく生きられることが出来るのだろうか。
美しく生きるとは、欲望の否定なのだろうか。
『欲望』のテーマは意外と深いかもしれない。
欲望、野望・・・内に秘めたドロドロとした戦闘意識という感じでイメージとしては少なくとも美的ではない。
欲望も希望の範疇だと思う。そして、希望という言葉で括ると、前向きで明るく美しくさえあり、未来への架け橋として輝かしい意味合いを呈してくる。
しかし「欲望」を前面に出した途端、それはいかにも薄汚れた色に変色してしまう。
何故か・・・。
欲望のない人間は皆無である。本能としての欲望は身についている。「そんなものは無い」と言えば嘘になる。仮に何の望みも無く死を望んだとしても、そこには「死にたい」という欲望が彼を扇動しているからである。
欲望という言葉は、卑しいものとされる傾向がある。誰もが抱いている感情でありながら、誰もがそれを否定する素振りをする。そのことに関しては忘れたいとさえ思い、欲望を否定することで身の潔白が証明されたような気になるからである。
一切の欲望を捨て去ることが出来れば、美しく生きられることが出来るのだろうか。
美しく生きるとは、欲望の否定なのだろうか。
『欲望』のテーマは意外と深いかもしれない。