続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ぼんやりしている。

2014-11-17 06:29:17 | 日常
 何ということもなく、ただぼんやりしている。
 カレンダーを見ると、16日。はてな、16日に何の印もないけれど、何かあったような・・・確かに何か・・・。

《公共施設予約システムの抽選結果がでる日だわ!》横須賀市のシステムでは16日早朝5時に抽選結果がでる、朝早く待ちかねて結果を確認する習慣を、昨日に限ってすっかり忘れてしまっていた。時計の針は11時・・・。別に急がされているわけでもないのに狼狽。
 確定事項をスムーズにメンバーに連絡し、事なきを得た。けれど2ヶ月も先の予定であれば慌てなければならない要素は一つもない。それなのに自分がその用件を忘れていたという事実に驚嘆し、落胆してしまったのである。

 ああ、こうして呆けは始まるのか・・・などという妄想が自分を攻め立てる。(もうお終いだ)とさえ思い、悲観は止まらない。

 そのうち、16日は某団体のバザーだということにも気づいた。10時からである、今から駆けつけても12時はゆうに過ぎてしまうだろうと思うと、すぐに諦めてしまった。(わたしが出した七宝焼きのブローチ類10個あまりが売れ残って埃を被っている、もしかしたら床に落ちて誰にも気づかれずに蹴飛ばされているかもしれない。それを確認に行くなんてとてもできない相談・・・)

 どうしてこんなにいろんなことを忘れてしまうのだろう。友人との約束「きっと行くから」って、午前の約束を午後になって思い出したのはつい先日。
 恐いなぁ、自分が恐い。こんなにぼんやりしている自分が怖ろしい。
 時間ばかりはお構いなしに過ぎて行く・・・当然の理を乗り遅れて見過ごしている。

《シャキッとしなくちゃ!》

『畑のへり』11。

2014-11-17 06:18:57 | 宮沢賢治
「何かい、兵隊が幽霊をつれて来たのかい。そんなにこはい幽霊かい。」

 何はカと読んで、化。
 兵隊はヘイ・タイと読んで、併、他意。
 幽霊はユウ・レイと読んで、憂、励。
 来たはライと読んで、雷。
 幽霊はユウ・レイと読んで、幽・霊。
 

☆化(神仏の教え)を併せた他意。
 憂(悲しみ、心配)を励(力づける)雷(神なり)。
 幽(死者の世界)の霊(たましい)である。

『城』1797。

2014-11-17 05:44:25 | カフカ覚書
さあ、ぼくは、もうこれかぎり二度と彼らのことを口にださないし、考えもしないよ。それはとにかく、ふたりとも妙に気が滅入ってしまったのは、どうやらまだ朝食もとっていなかったせいじゃないかね」
「かもしれないわね」と、フリーダは疲れたような微笑をうかべて、仕事にとりかかった。Kも、あらためて箒をとりなおした。


☆ところで、わたしたち二人が受け継がれることを、その理由に由来することなく弱点であることを知っている。わたしたちは常に絶え間なく感じているわけではない。
「そうかもしれません」と、フリーダ(平和)は言い、不在証明に対して疲れたように笑った。Kもあらためて注視した。