続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

老化現象。

2014-11-18 06:44:59 | 日常
 いろいろな事がどうでもよくなっている。あれもこれもという意欲が減退、あるのは(食欲)ばかり・・・。

 平板な日常、昨日と今日の差が希薄になり、「今日は何曜日だったっけ?」と頭を捻るなんぞはまるで老人そのもの。思い出せないことが多いのに、思い出したくないことが過ぎる不快。
 些細なことへの不満・・・精神の薄汚れを疑うほどに気持ちが衰弱している。


 清廉潔白の基本、求めず、欲しがらずを強く念じすぎて、ささやかな希望さえ捨ててしまったのだろうか。
 物理的にも潔く、身辺の整理を心掛けたいのに、怠慢が背中を押し、なかなか実行できないでいる。年寄り臭というのはこんな所から発生するのかもしれない。

 気持ちのネジを巻き返し、日常の些事を大切にすることから始めることが肝要。何もなかった昨日に返し、透明な心持で挑むことができたらいいのに。
 物理的老化は止められないけれど、精神的な老化を比例させてはならない。何もかも消極的になりがちな昨今、精神までも硬化させてはならない。

《頑張れ、頑張れ、わたし》

 それでも、生きることの意味。老化現象は老人学の始まりである。胸を張って老いを愉しみ、生命の灯の正しい(美しい)消し方を模索したい。

『畑のへり』12。

2014-11-18 06:35:26 | 宮沢賢治
「どうしてどうしてまあ見るがいゝ。どの幽霊も青白い髪の毛がばしゃばしゃで歯が七十枚おまけに足から頭の方へ青いマントを六枚も着てゐる」


☆幻(まぼろし)の憂(悲しみ、心配)を励(力づける)照(普く光があたる=平等)を吐く(言う)。
 発(外に現れる)異(普通でない)詞(ことば)は死地の自由であり、毎(そのたびごと)に即(すぐさま)整える。
 務(いちずにつとめ)邁(止まらずに行く)記である。

『城』1798。

2014-11-18 06:21:06 | カフカ覚書
   13 ハンス

 しばらくすると、そっとドアをノックする音がした。
「バルナバスだ!」
 Kは、そう叫ぶなり、二、三歩跳ぶようにしてドアのそばに駈けよった。


☆小舟の先祖の打診する音が聞こえた。
 「北極星!」Kは、そうさけぶなりそちらを注視し、二、三歩跳ぶようにして回転(廻る北極星)の側に駈けよった。