バス停で遇ったAさんとの会話。
「まったく、妹は十日も風邪で寝込んでわたしに看病させておいて、今日は澄まして出かけたの」
「あらっ、元気になったならいいじゃない。」
「元気でもないのよ、だから心配もしているの」
Aさんの妹はAさんより一回り年下、わたしより四つほど年上である。その彼女、夫の死後Aさん宅に同居。気ままな振る舞いにAさんを困惑心痛させている模様。
「歌舞伎座へ行ったのよ」
「いいわねえ」
「うん、彼がね、切符を送ってきたの」
(ほぉーっ、お忍びって訳ね)
相手の彼だって相応の年齢と察するけど、長年連れ添った奥様はきっと判っていて様子を鋭く観察しているかもしれない、(今日の旦那は浮いているな)とか・・・。
七十過ぎの恋・・・アリかも、というか、あるんだね。(まあ、そのうち遅からず現世とはサヨナラするのだから、お愉しみ得)楽しく笑ってサヨナラするのが一番。妹さんに一票!
「まったく、妹は十日も風邪で寝込んでわたしに看病させておいて、今日は澄まして出かけたの」
「あらっ、元気になったならいいじゃない。」
「元気でもないのよ、だから心配もしているの」
Aさんの妹はAさんより一回り年下、わたしより四つほど年上である。その彼女、夫の死後Aさん宅に同居。気ままな振る舞いにAさんを困惑心痛させている模様。
「歌舞伎座へ行ったのよ」
「いいわねえ」
「うん、彼がね、切符を送ってきたの」
(ほぉーっ、お忍びって訳ね)
相手の彼だって相応の年齢と察するけど、長年連れ添った奥様はきっと判っていて様子を鋭く観察しているかもしれない、(今日の旦那は浮いているな)とか・・・。
七十過ぎの恋・・・アリかも、というか、あるんだね。(まあ、そのうち遅からず現世とはサヨナラするのだから、お愉しみ得)楽しく笑ってサヨナラするのが一番。妹さんに一票!