続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

「祖父母会」

2014-11-14 06:38:49 | 日常
 孫の祖父母会・・・相模大野まで行って来ました。銀座に出るのは京急一本、でも相模大野までは・・・ああ、愚痴になるから止めましょう。そんなことを差し引いても嬉し楽しい孫との会合、七五三の祝賀をかねた祖父母会。
 
 祖父母席のおじいちゃんおばあちゃんは、わが孫を探すのに夢中・・・見つけると手を振り、合図を盛んに送るという静かなる熱狂。もちろん手にはカメラ。
 わたしも立ったり座ったりで懸命に孫を見つけようとしたけどそれこそ《どこどこ、どこ!》ようやく見つけたと思っても人影に見え隠れして定まらず・・・まぁ仕方ないかと諦めて落着きを取り戻すといった具合。(傍から見たら失笑物)


 今年のコンサート曲目は「トロイメライ」「インマークライナー」「クラリネットこわしちゃった」「ビビディ・バビディ・ブー」祖父母世代になじみの選曲。クラリネット奏者のお兄さん日下義規さんは優しくてハンサム、子供たちと距離感なくフレンドリーに和気藹々。
 最後に「ありのままで(アナと雪の女王より)」
 先生が「みなさんがよく知っていて、廊下などでも口ずさんでいる曲ですけれど、今日は黙って静かに聞きましょうね」と注意。すると、みんな歌いたいのをじっと我慢していた。その空気感がこちら(祖父母席)にもびんびん伝わってくる。
 お行儀のいいこと、いじらしいくらいの良い子の園児たち、こちらも胸いっぱいになりながらみんなで「とんぼのめがね」を大合唱。

 その後理事長さんは七五三の意味や、この文字は〆と読むことなど優しく解説。無事閉会の運びとなり、おやつタイム。仕度を廊下で待っている間中、ハルちゃんは、わたしの顔を(この人はぼくのおばあちゃんだ)と確かめるように何度も見て、握った手を離さなかった。年中さんのキヨちゃんも二階に上がってきて三人でテーブルを囲んで栗のお菓子を頂いた。
 ののはな文京保育園の先生方いつもお世話様です、本当にありがとうございました。


 そしてお別れのときが・・・。
 可愛い孫を残して家路を急ぐのは辛かったけど(ごめんね)。
 小田急→相鉄→京急を乗り継いで何とか無事に家に到着。《来年までに身体を鍛えておかなくては!》

*2014/12月7日/15:00~
 サン・エール相模原で日下義規・清水加央里・五島絢子さんのコンサートがあります。お近くの方は是非、全席自由、無料とのことです。

『畑のへり』8。

2014-11-14 06:32:44 | 宮沢賢治
「どうしてどうして、まったくもう大変だ。カマジン国の兵隊がたうとうやって来た。

 大変はタイ・ヘンと読んで、他意、片。
 国はコクと読んで、告。
 兵隊はヘイ・タイと読んで、併、他意。
 来たはキと読んで、鬼。


☆繕う他意は片(二つに分けたものの一方)であると告げる。
 併せた他意は鬼(死者の魂)である。

『城』1794。

2014-11-14 06:13:42 | カフカ覚書
それも、実際この村にはじめて着いたときは希望にみちていたものだったが、こんどはそうではなくて、ぼくを待ちうけているのは幻滅ばかりで、その幻滅をつぎつぎに最後の一滴にいたるまで飲みほさなくてはならないというような予感がするのだ。もっとも、こんな気持になるのは、ほんのときたまにすぎないがね」


☆十分な希望もなく、わたしには、単に失望としての先祖の小舟に幻滅ばかりを感じたであろう。ときおり静かな禁錮のような気がするにすぎないのだけれど。