続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

今日あることを感謝。

2014-02-18 06:58:01 | 日常
 大雪のため、困難な状況の人たちが続出している。報道を見るにつけ、震撼とする。
 もし、自分であれば、不安に揺れるというか凍りつくような心境にどう対処したらいいのだろうと、考えてしまう。
 子供のころ新聞配達をしていたという同僚は、「もう歩けなくなって、川に分投げちゃったよ、でもあの当時は電話もなくて文句なんか50軒に1軒だった・・・」と告白。(どうしているかな)


 雪かきの後に積まれた雪の山は、今朝触れてみると堅く凍っている。しかし山深い豪雪の恐怖はこんなものではなく、TVの画面に映し出された惨状を、胸も潰れる思いで見ている。

 辛苦の分だけ幸福があるという。(そうであって欲しい)

 
 温暖な地方ではあっても現に事故は多発し、警告の発せられる状況である。

 今日無事にあること、ただそれだけで感謝したい。自然の猛威に立ち向かう体力も気力も失せている今の自分ではあるけれど、逆らうことなく全うすべき生命に寄り添っていきたいと思う。

 今日は七宝焼きのサークル、何かを作るという意欲よりも、楽しくおしゃべりに興じる。今日の話題は大雪の困難に集中するかもしれない。
 今日あることを敬虔な気持で感謝している。

『ポラーノの広場』243。

2014-02-18 06:44:25 | 宮沢賢治
とにかくすっかり打ち明けて係りへ話すノがいちばんだと考へてもうじっとすわって落ち着いて居りました。すると間もなくさっきの扉ががぢゃっとあいて馬車別当がまっ青になってよろよろしながら出てきました。


☆妥(おだやかな)冥(あの世)の教(おしえ導くこと)、和(争いを収める))講(はなし)である。
 絡(むすびつけ)惹きつける拠(よりどころ)が現われる秘(秘密)の場(空間)を写し、別(差異)を等(平等)にする章(文章)を、推しはかる。

『城』1539。

2014-02-18 06:01:17 | カフカ覚書
確証することもできなければ、反駁することもできない突き刺すような眼光で見おろし、理解もとどかぬ法則にしたがって悠然と輪をえがき、Kのいるはるかな下からはそれを妨げることもできず、ほんのしばらくのあいだだけ仰ぎ見ることしかできない。これらすべての点で、クラムと鷲は共通していた。

 鷲/adler→Odland/荒地。

☆決して汚点を証明することもできないし、決して論破することもできない。不明瞭な小舟は、原則として引くことも破壊することもできない。クラム(氏族)と荒地はすべての点で共通していた。

『ポラーノの広場』242。

2014-02-17 06:48:08 | 宮沢賢治
たびたび、何か高声でどなりつけるたびに馬車別当のおろおろした声がきこえてゐました。わたくしはその間にすっかり考へをまとめようと思ひましたが、何もごちゃごちゃになってどうしてもできませんでした。


☆禍(不幸)な荒(でたらめ)を償い、罵(大声で悪口を言う)を謝び、蔑(見下すこと)を倒(ひっくりかえす)。
 傷(悲しみ)を看(見守る)講(はなし)を、詞(言葉)で荷(ひきうける)。

『城』1538。

2014-02-17 06:23:02 | カフカ覚書
クラムは、はるか遠いところにいた。お内儀は、かつてクラムを鷲になぞらえたことがあった、Kは、そのときは滑稽におもったが、いまはもうそうおもえなかった。考えれば、クラムという人物は、遠くかけはなれたところにいて、その住居をおそうことができないし、Kはまだ一度も聞いたことがないが、もしかして叫び声をあげるとこ以外はだまったままでいるのかもしれない。

 叫ぶ/schreien→schlafen/眠る。
 鷲/adler→Odland/荒地。

☆クラム(氏族)は、はるか遠くに存在していた。お内儀(言葉)はクラム(氏族)を先祖の荒地に比較したことがあった。
 Kは復讐と思ったが、今はそう思えなかった。考えると、遠くかけはなれたところにいて、攻略できないほど堅固な住まいでひょとしたら眠る(永眠)以外は、決して聞いたことはないが黙ったままなのかもしれなかった。

雪かき。

2014-02-16 07:13:55 | 日常
 大雪は町全体を真っ白に被ってしまった。美しいと思うより先に通路の確保に懸命にならざるを得ない事情はどこも同じで、大抵の家の者は雪かきに追われてしまう。

 
 多少の小競り合いがある。自分勝手を身上とするするような人は譲り合うという美の精神とは無縁らしく、ブツブツ文句を言っている。で、相手にも言い分はあるという風だから、雪より堅いしこりが残り、雪解けよりも長く尾を引いてしまう。
 対岸の火事・・・。

 我家はたまたま南向き、陽が照れば即消えてなくなる立地である。
「こちらにどうぞ」と声を掛けたら、どんと来た。それはともかくとして、では、と言うわけで、隣家のブロック沿いにもドンと道路の雪を積み、本来何もしなくても解けるはずの前回の雪の上に今回の雪が重なってしまった。

 いずれは解ける雪である。

 当方はともかく、隣家は雪かきなど不要であるにもかかわらず、寄せ集められ積まれた雪をどう思っているだろう。

「お互い様」の精神で行くしかないし、そうあるべきだと思う。

 
 大雪は景色全体を覆い隠すが、思いがけず様々な心情を露呈させることもある。
 
 雪かき・・・何よりも転倒事故など怪我のないように無事な雪解けを待ちたい。
♪歩きはじめた みーちゃんが 赤い鼻緒のじょじょ履いて おんもへ出たいと待っている♪ 春は待ち望まれるから、あんなに桜が美しいのかもしれない。

『ポラーノの広場』241。

2014-02-16 07:02:46 | 宮沢賢治
わたくしがそっちを見ますとその顔はひっこんで扉はしまってしまひました。中では今度は山猫博士の馬車別当が何か訊かれてゐるやうす、


☆現われる信仰の秘(秘密)を注(書きしるす)。
 太陽の平(平等)を吐く(言う)旨(考え)である。
 罵り蔑む党(仲間)の過(あやまち)は甚(ひどい)。

『城』1537。

2014-02-16 06:46:27 | カフカ覚書
 Kは、お内儀のおどし文句をすこしも怖ろしいとおもわなかったし、彼のこころをとらえようとして相手がしきりにちらつかせる希望という言葉にも食傷するだけだった。


☆お内儀(言葉)のおどしにも怖れることはなかったが、それを受け止め、捜し求めるハロー(死の入り口)にも困窮していた。

未練を断つ。

2014-02-15 06:57:27 | 日常
 太る原因について考えてみると、明らかにカロリーオーバーである。たまに「ちっとも食べないのに太るのよ」と、愚痴る人がいるけれど虚偽の申告を疑ってしまう。
 食べている、食べているから太るのであって、因果応報、あたり前田なのだ。

 食べても、食べても、まだ食べたい。食欲への未練・・・。世間一般からは嘲笑を免れないこの心情。

 発育期に満たされなかった食への執着が原因だとする説もある。「肥満は病気です」の文字に震撼したこともあるのに、一向に止まない食欲。お菓子を家に置かない友人もいるけれど、お菓子は友達である。友人を失う痛みには耐えられない。お菓子はわたしを攻撃もせずに優しく寄り添い慰めてさえくれる・・・裏切れないわ!

 甘いもの、油分の多いもの、そして塩、この三大勢力に逆らうなんてとんでもない暴挙。従順にも、それらを含む食品に魅了されながら生きている。


 しかし、やがて来る結末は幸福から外れるかもしれない。
 我慢そして辛抱・・・。
 浮かぶ解決法・・・外に出ているときだけは、さすがに食べながら歩くなんてことは出来ないので、控えることが可能である。(これしかない・・・一日中眠っているわけにもいかない)

 引きこもりの某犯罪者を指して「運動していない人の太り方」と証言されているのをTVで見て(正しく)と、膝を打った。家にいると自由に食べ物に手が届くことが原因なのだ。

 今年は外出予定が埋まるほどに外に出て減量を達成しようか・・・でもこれって他力本願?
 食への未練を断つ!(辛い選択・・・ああ、やっぱりダメかも)