相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

町田「忠生公園」では80本のロウバイが美の競演!!

2020-01-24 10:13:05 | 公園・庭園
町田市忠生に多摩丘陵の典型的な谷戸の地形を生かした「忠生公園」はある。現在の公園面積8.1ha。昭和52年(1977)に第1期区域が開園。その後公園を拡張する形で半分以上は谷戸の自然をそのまま残した自然観察園として平成9年(1997)に第2期区域を開園した。園内に子ども広場、花見の広場、展望広場や運動場(ソフトボール)、展望台、忠生公園自然観察センター「忠生がにやら自然館」がある。公園に一歩足を踏み入れると「がにやら自然館前」に造られた「ろうばい苑」から芳香が匂い漂ってくる。この「ろうばい苑」には町田では多いほうに入る合計80本のマンゲツとソシンロウバイが植え付けられて名所となっている。ロウバイには花の中心に紫褐色の斑が入らず透き通るような黄色一色が「ソシンロウバイ」、花の中心に紫褐色の輪が入る「マンゲツロウバイ」、ワロウバイがある。ロウバイは古くから和歌や画題にもされてきた魅力に満ちた花。蝋梅の名前は「蝋梅(中国名:ラーメイ)」からきている。花の色や光沢が蜜蝋を連想させ、臘月(陰暦の12 月)に花が咲くことからついた。英名では「Winter sweet」と呼ばれ、花言葉は「慈愛」である。これだけ多くのロウバイが一斉に咲き揃うと苑一帯は黄金色か琥珀色に輝きまるで後光がさしているような高貴な美しさである。まだ蕾をつけている木もあり今月いっぱいは美しい花姿を見せ続けてくれそうである。(2001)
 
 
 
 
 
 
 
 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 町田に多摩丘陵の谷戸地形を... | トップ | 「第17回 全国大陶器市 2020... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

公園・庭園」カテゴリの最新記事