相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」がある。約26haの広大な園内にはメタセコイア並木、フランス風庭園、噴水広場、水無月園、サカタのタネグリーンハウス大温室、ドッグラン、芝生広場など数多くの施設を備えている。ハナショウブノ「水無月園」を訪れると真ん中のショウブ田の左側一角に数本の「椿」が植栽されている。白地または淡いピンク地に濃紅の縦絞り、小絞りが入る半八重中輪。ツートンカラーで「蝦夷錦」か「京唐子」のようである。もう一種は真っ赤な花と白地または淡いピンク地に濃紅の縦絞り、小絞りが入る入り混じって咲いている珍しい椿である。以前座間の「星谷寺」で見た椿は純白、紅白に白の斑入模様、淡紅、濃紅、白色に紅の斑入模様と5通りに咲くので「咲き分け散り椿」と言われている。椿は日本の書物、万葉集に記述があり、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木である。(2203)







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