相模原市南区麻溝台に今、「クレマチス」が旬を迎えているクレマチスフェアが開催されている「相模原麻溝公園」はある。「センター広場」から「花の谷」へ通じる「スロープ」の一画に初夏に咲く花木の代表で綿毛のような穂が木全体を包み込む珍しい花木「スモークツリー」が2、3分咲きとなった。この花木は「ケムリノキ」(煙の木)、「ハグマノキ」(白熊の木)とも呼ばれている。ヨーロッパから中国に分布しているウルシ属の雌雄異株の落葉樹である。雌木の枝先につく「花序」は長さ約20cmで多数枝分かれし、花後に伸びた花柄が遠くからはまるで煙が燻っているように見えることから「スモークツリー」、「ケムリノキ」という名が付けられた。まるで綿菓子のように見え、花は円錐状に咲くなんともユニークな花木である。(2405)




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