座間市栗原に座間の美味しい水の水源地でもあり、「座間八景」の一つにも選ばれている「芹沢公園」はある。相模野の台地の斜面樹林と平坦な低地部分からなる広大な園内には芝生広場や林があり、川(芹沢)ではホタルの観測や散策を楽しめる憩いの場となっている。当園にはかつて高座海軍工廠の地下工場が置かれここで戦闘機「雷電」を製造。徴兵による労働力不足で当時日本領だった台湾から少年工を動員、その名残の「地下豪」がある。四季折々の花を楽しめる当園では特に春は芝生広場の桜、5月終りから6月にかけては園内南西側にある「湿性植物コーナー」のアジサイとハナショウブが一際美しい。今この時期、芝生広場や湿性植物エリアは「カエデ」が赤く、「落葉樹」が黄色、橙色に色づき美しい「紅葉景色」を創り上げている。(2211)






以前、芹沢公園の地下壕内には戦闘機「雷電」のレプリカ(実物のスケールモデル)が置かれ入り口の格子の隙間から見ることが出来ましたが、ここ暫く撤去されていました。
最近、このレプリカが地下壕内に再設置されていますが、入り口から機体を覗いて確認するとキャノピー(操縦席の風防)下の胴体に黄色の稲妻マークがペイントされています。
しばらくの間、撤去されていたのは、このペインティングのためだったようです。
出来ればこのスケールモデルをどこかに展示して陽光の下でじっくり見てみたいものです。