小田原市曽我に曽我の古寺であり、毘沙門天像を祀る日蓮宗寺院「千葉山法蓮寺」は鎮座している。創建は慶長19年(1614)。大乗院日相大徳が開山。元は周辺の寺の多くと同じく「天台宗」であったが慶長年間に日蓮宗に改宗した。本尊は一塔両尊四士、釈迦牟二仏、多宝物の二仏。折しも「小田原梅の里さんぽ」が開催されている曽我梅林を抜けた先に鎮座している。「門前」には紅白のしだれ梅が美しく咲き揃っている。正面に入り母屋造りの「本堂」がある。当山境内には安永3年(1774)に小八幡・酒匂の漁夫が海中より引き揚げた「毘沙門天像」が霊験あらたかとして「毘沙門堂」に安置されている。境内には「妙見菩薩」、「大黒天」、「鬼子母神像」、墓所の北側の薬師如来を祀る「薬師堂」、曽我祐信後室の「満江の墓石」がある。(2102)








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