goo blog サービス終了のお知らせ 

相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸幕府より寺領8石1斗の御朱印状拝領の「高雲山瑞円寺」

2019-09-04 16:45:28 | 寺院
渋谷区千駄ヶ谷に相模国高座郡遠藤村寳泉寺末、千駄ヶ谷八幡の別当寺であった曹洞宗寺院の「高雲山瑞円寺」(金剛院)はある。 創建年不詳ながら庵室として創建。開山は天寳宗悦(延宝元年=1673年寂)享保5年(1720)の銘のある庚申塔があるのでそれ以前かと推定される。二代将軍徳川秀忠(1632年寂)より寺領8石1斗の御朱印状を拝領している。江戸期には境内3534坪の広大な寺域を有していた。塔頭の江心院、鎮守稲荷社、白山社を擁し「東都歳時記」の弁財天百社参りに30番とある。本尊は釈迦如来。千駄ヶ谷の高台にあり「榎坂」を上がると山門が構えられている。当寺の北側は「観音坂」で入口に聖輪寺、その先に鳩森八幡神社がある。当寺の東、外苑西通りの手前に仙寿院がある。寺号標石「山門」を抜けると境内正面に入母屋造り屋根の「本堂」が、左に庫裏がある。本堂右手には無縁塔(無縁仏)がある。墓地には俳人(太白堂桃隣)、講談師(一龍斎貞山)、幕臣らが眠っている。数羽の鳥が境内で餌を啄んでいた。(1908)




>


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「県立相模原公園」水無月園... | トップ | 「県立相模原公園」の「ミヤ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

寺院」カテゴリの最新記事