相模原市南区麻溝台に四季の花で彩られ市民のオアシスとなっている「相模原麻溝公園」はある。「センター広場」から「花の谷」へ降りる階段左側d斜面に植栽の「スイフヨウ」(酔芙蓉)が十数輪淡いピンク色の花を披露し始めた。まだまだたくさんの蕾が開花へスタンバイ中である。この花はフヨウ(芙蓉)の突然変異種で「八重咲きの花」を8~9月に掛けて咲かせる。この花は朝方は純白、時間とともに午後には淡いピンク色から夕方から夜にかけては紅色になる。まるで酒を飲んだ後顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ている。酔はそのことを意味しているがその匂いに芋虫がたくさん訪れていた。芙蓉の花は短命で「一日花」の儚さに諸行無常の教えを悟り、蓮の花に仏教の縁を重ねるのかもしれない。芙蓉は柔らかな花姿と1日で枯れてしまう儚さから、昔から美しい女性の例えとして使われ、このことから「繊細な美」、「しとやかな恋人」の花言葉を持っている。(2409)
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