(学校で教えてくれない経済学)
プロ野球の話で恐縮だが、昨日のナイトゲームで、ヤクルトから巨人へ移籍したラミレス選手が、阪神が送り出した久保田投手の速球を打ち砕いて、逆転2ランホームランを打って、巨人の勝利に貢献した。試合後、巨人の原監督が、冴えない表情でインタービューに答えているのが妙に印象に残った。
ホームランでしか点が取れない巨人に対して、今シーズンの阪神は、とにかくよく走る。一つでも次の塁を取るという意気込みを,甲子園球場で観戦していても、実感する。加えてよく守る。ペナントレースもまだ100試合以上残している。何処の世界でも一寸先は闇だが、原監督の冴えない表情が何を意味しているのか、テレビ画面が正直に伝えていた。
NY原油先物市場で、5月8日、WTI(軽質油)相場は、一時、バレル124.57ドルをつけたあと、前日比16セント高、ほぼ横這いの123.69ドルで取引を終えた。ブレント(重質油)はバレル52セント上げ、122.84ドルで取引を終えた。
昨晩、ケーブルテレビで、日経CNBCの番組を見ていて、年末までに、原油が200ドルをつけると、断言しているアナリストがいた。バレル150ドルでも異常だが、年末までに、200ドルになると断言されると、正直、付いていけない。
5月8日、ウオールストリートジャーナル(WSJ)電子版に、今の商品相場の動きは、バブルでなく、需要の裏づけがあると、多くのアナリストが考えていると、WSJ紙が実施した53人のアナリストによるアンケート調査結果を紹介していた。
アナリストの51%が中国、インドによる需要を相場上昇の背景に挙げたが、11%が投機資金によると答えている。20%が供給不安、15%がエネルギー高騰と続いている。
原油相場の見通しでは、平均値であるが、5月末に、バレル105ドルまで、年末には93ドルそれぞれ値下がりすると予測している。当調査は5月2~5日に実施された。調査後、WTI相場は、バレル124ドルへ値上がりしている。
あるアナリストは、4月の米雇用統計で8.5万減ると見ていたが2万減、失業率が5.1%から5.0%へ減った。それを見て、原油相場が3.4%上がった。「これほどばかげた話はない。投機以外なにものでもない」と話したとWSJ記者は紹介している。
ガソリン相場については、年末には、ガロン〈3.78リットル〉3.45ドルと予測している。ガソリン相場は,米国では、州によって大きく異なる。既にガロン3.88ドル台まで値上がりしている州もある。夏場に上げて、ハリケーン襲来となれは急騰すると煽っている。
一方、40%のナリストは、米FRBは短期の政策金利を現在の年2.0%で年末まで据え置くと見ている。ドルが比較的底固いのは、追加利上げはないと嗅ぎつけているのだろう。
NY外国為替市場で、ドルが買われ、1ユーロ=1.5390ドル、1ドル=103.70円で取引された。ただ、円相場は、NYダウが上がれば円安、NYダウが下がれば円高で動くが、5月8日、NYダウは、前日比52ドル上げ、12,866ドルで取引されたが、円相場は上昇した。
ホームランでしか点が取れないチームが生き残るか。一つでも次の塁をねらおうとするチームが生き残るか。原油200ドル時代が来るかについては異論があるが、物の値段が上向きにあることは確かであろう。今日と言う日をどう真剣に生きるかが問われている。(了)
プロ野球の話で恐縮だが、昨日のナイトゲームで、ヤクルトから巨人へ移籍したラミレス選手が、阪神が送り出した久保田投手の速球を打ち砕いて、逆転2ランホームランを打って、巨人の勝利に貢献した。試合後、巨人の原監督が、冴えない表情でインタービューに答えているのが妙に印象に残った。
ホームランでしか点が取れない巨人に対して、今シーズンの阪神は、とにかくよく走る。一つでも次の塁を取るという意気込みを,甲子園球場で観戦していても、実感する。加えてよく守る。ペナントレースもまだ100試合以上残している。何処の世界でも一寸先は闇だが、原監督の冴えない表情が何を意味しているのか、テレビ画面が正直に伝えていた。
NY原油先物市場で、5月8日、WTI(軽質油)相場は、一時、バレル124.57ドルをつけたあと、前日比16セント高、ほぼ横這いの123.69ドルで取引を終えた。ブレント(重質油)はバレル52セント上げ、122.84ドルで取引を終えた。
昨晩、ケーブルテレビで、日経CNBCの番組を見ていて、年末までに、原油が200ドルをつけると、断言しているアナリストがいた。バレル150ドルでも異常だが、年末までに、200ドルになると断言されると、正直、付いていけない。
5月8日、ウオールストリートジャーナル(WSJ)電子版に、今の商品相場の動きは、バブルでなく、需要の裏づけがあると、多くのアナリストが考えていると、WSJ紙が実施した53人のアナリストによるアンケート調査結果を紹介していた。
アナリストの51%が中国、インドによる需要を相場上昇の背景に挙げたが、11%が投機資金によると答えている。20%が供給不安、15%がエネルギー高騰と続いている。
原油相場の見通しでは、平均値であるが、5月末に、バレル105ドルまで、年末には93ドルそれぞれ値下がりすると予測している。当調査は5月2~5日に実施された。調査後、WTI相場は、バレル124ドルへ値上がりしている。
あるアナリストは、4月の米雇用統計で8.5万減ると見ていたが2万減、失業率が5.1%から5.0%へ減った。それを見て、原油相場が3.4%上がった。「これほどばかげた話はない。投機以外なにものでもない」と話したとWSJ記者は紹介している。
ガソリン相場については、年末には、ガロン〈3.78リットル〉3.45ドルと予測している。ガソリン相場は,米国では、州によって大きく異なる。既にガロン3.88ドル台まで値上がりしている州もある。夏場に上げて、ハリケーン襲来となれは急騰すると煽っている。
一方、40%のナリストは、米FRBは短期の政策金利を現在の年2.0%で年末まで据え置くと見ている。ドルが比較的底固いのは、追加利上げはないと嗅ぎつけているのだろう。
NY外国為替市場で、ドルが買われ、1ユーロ=1.5390ドル、1ドル=103.70円で取引された。ただ、円相場は、NYダウが上がれば円安、NYダウが下がれば円高で動くが、5月8日、NYダウは、前日比52ドル上げ、12,866ドルで取引されたが、円相場は上昇した。
ホームランでしか点が取れないチームが生き残るか。一つでも次の塁をねらおうとするチームが生き残るか。原油200ドル時代が来るかについては異論があるが、物の値段が上向きにあることは確かであろう。今日と言う日をどう真剣に生きるかが問われている。(了)