ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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クリスマス休暇控えて薄商いの中、ドル91円台、NYダウ85ドル高、金相場1,100ドル割れ

2009-12-22 10:15:22 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


NY外国為替市場で、ドルが対円、対ユーロ共に値上がりした。シカゴ連銀エバンス総裁が米利上げの早期実施を示唆、一方、白川日銀総裁が「辛抱強く、ゼロ金利を維持する」と語った。対称的なコメントを材料に91円台までドルが上げたとWSJ紙は解説した。

NHK・BS「おはよう世界」が紹介するブルームバーグは、「クリスマス休暇を目前にしての薄商いの中、ダウ採用銘柄のアルコア、インテル株に対する格付け会社の格上げから値上がりしたことが相場をリードして、ほぼ全面高となり、先週末比85ドル高、10414ドルで終了した」と報じていた。

この日のNYダウの値上がりには、米議会で医療保険改革法案が可決されるメドがついたことを材料に、医療関連銘柄の株価上昇が助けた。石油株の値上がりがリードして欧州株を上げたこともダウ上昇の援軍となった。

NYダウ上昇には、米債券相場安、利回り上昇も影響したとWSJ紙は書いていた。10年物債券相場の利回りは0.134% 上げ、年3.680%台をクリアした。金利上昇は、米国景気が回復軌道を辿るとの楽観的な見通しが背景にあるとブルームバーグが解説していた。

一方、ドルが上げ、ユーロが下げたことから、ドル先安を見込んで上げていた金相場が反落、トロイオンス15ドル強下げ、1,095ドルと1,100ドルの壁をあっさり割り込んだ。金相場安で、銀、プラチナ、パラジウムは値下がりした。

NY原油(WTI)相場は、バレル89セント下げ、72.47ドルで取引を終了した。原油相場はバレル82ドル台まで上げた後、68ドル台まで調整したあと、在庫増加を無視して、74ドル台まで反発していた。

オバマ大統領が「医療保険制度改革法案で米財政赤字は拡大しない。この先10年で1,320億ドル、その先10年で1兆ドルそれぞれ削減する」と演説した。オバマ大統領は、医療保険制度改革法案成立に政治生命をかけている。しかし、すんなり法律が成立するかどうか不確かだと「おはよう世界」は解説していた。

日本はどうか。肝心の予算すら決まらない。日本人が大嫌いな小沢さんの顔が毎日のようにテレビに出てくる。小沢さんに睨まれた記者がまともに応対出来ない。民主党の支持率が大きく下げた。喫茶店でも、民主党と自民党は同じ穴の狢だという声がにわかに高まってきている。国民不在は変わらない。(了)

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