ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

9月26日の鍼灸実技講習会で手技療法が大うけでした。

2010-09-27 18:56:17 | 診断即治療と虹彩学
昨日の鍼灸実技講習は、半分ぐらいを手技療法の話をしましたが、参加者の皆さんが、意外に熱心だったことには驚きました。
というのは、講習で手技療法をやることになったのは、参加者の方から、
「先生がちょこちょこっとやられている手技療法も教えて欲しい」
という要望がありましたので、要望にお応えした講習でもあった。

しかし、講習を受けられた方から、こんなメールも届きました。

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矯正の講習で習った事を早速本日使いました。
TSTは診断に使えます。
今やった矯正が効いているのかどうかに使えます。
5分揺らすのは大変です。疲れます。
ので、本人さんの愁訴と動いていない関節の診断に使えます。
どれくらい効いたのかに判定にも使えました。
半分くらい揺れが回復したら、動かさせて、半分くらい治ったでしょうと言えば
ええそうですと、びっくりされていました。

生物力学療法も、こんなんで大丈夫かなって思ったら、凄く効きました。
患者さんもきょとーーーんとしてました。
坐骨神経痛に使いました。

一本鍼も、その考えの練習をしないとダメなので
患者さんで考えどんどん使ってみます。

今回もありがとうございました。

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この方はとっても真面目な方で、講習が済んだ後には、いつも何人か集まって「復習会」を開いているようです。
ですから、テクニックをマスターするのも早い!
ですからある時、「追い越し禁止」の標識を立てようかと思うぐらいでした。(笑)


これまで鍼灸や虹彩などをメインに講習をしてきましたが、こんなに喜んでもらえるなら、
今後は手技療法も講習内容にいれてもいいかな?と考え直しました。

手技療法は、7年ほど各地を講習で廻っていたので、それなりに絞り込んだ講習もできる。
検討している手技療法は、患者さんの力を使う方法なので、か弱い女性の術者でも楽に治療ができるので、か弱い女性も、か弱い男性も楽しく治療ができるようになるかも知れない。

しかし、今のような人数だと、会場が狭いので会場も検討する必要がある。
いつも使わしてもらっているホテルクライトンさんは、当院から近いし、ホテルのスタッフも親切だし、コーヒーもただだし(笑)、親睦会も同じ会場で設定してくれるので、私たちとしては非常に有難く、とってもお気に入りなので離れたくないが・・・。

検討してみることにしました。

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「[ボストン茶事件」と米中間選挙の行方(学校で教えてくれない経済学)

2010-09-27 06:47:31 | 経済学
「米中間選挙、「茶会党(ティー・パーティ」がますます焦点に」というタイトルで、フリージャーナリスト、津山恵子氏が、22日付けのWSJ紙日本版に、「共和党の予備選で、現職や元議員を抑えて新人候補が、「茶会党」の支援を受けて勝利した」と紹介していた。

「茶会党」って何?CNBCのリポーター、リック・サンテリ氏は、シカゴ・マ―カンタイル取引所の立ち合い所から日々放送している。昨年2月の放送で、「オバマが住宅ローンの救済までするのは間違いだ。現代版ティー・パ―テイを開こうじゃないかと呼びかけたのが始まりだ、と書いていた。

「ティー・パーティ」はもともと、米国が植民地だった1773年、英国による広範囲な課税に反発していたボストン市民が、東インド会社が輸入した紅茶を海に投げ込んだ「ボストン茶事件」を指す。

「サンテリ氏の放送を聞いて、オバマの景気刺激策や医療保険制度に不満を持つ保守系の市民が「茶会党」を企画、昨年4月、ワシントン、NY,フィラデルフィアなど全国各地で集会を開き、延べ25万人を集める運動に急拡大した。」と書いていた。

「1773年は反「課税」だった。現在の「茶会党」は反「増税」がアジェンダ。増税の先にあるのが、オバマ政権。独立戦争の時は英国政府だった。「茶会党」が米中間選挙のキャスティング・ボートを握っている」という津山恵子氏の記事を興味深く読んだ。

興味深い記事と言えば、24日付けのWSJ紙で「ユーロ救済の為の秘密会、危険な分裂」の記事にピクっと来た。「秘密会」は、リーマン破たんの2008年11月に、フランス、ドイツ、EU,ECB、ルクセンブルグの閣僚級の人間だけでひそかに会ったのがはじまりであると書いていた。

「秘密会」の特命事項は、「通貨ユーロを使う16の国でデフオルトしたある国を救済すること」だった。ギリシャで昨年12月新政権が生まれた。GDPの12.5%の負債を抱えていることが分かって、ギリシャがデフオルト危機に見舞われた。それが導火線となって、投機家の餌食にされたユーロ自体が危機に直面した。

フランスとドイツの見方が常に二分した。「秘密会」は、朝6時に開かれた。時に夜、ハンバーガーをぱくつきながら討議した。人の目を避けるためだ。IMFを入れる入れないで最初の対立があった。とにもかくにも今年5月、7500億ユーロを基金とする救済策がまとまった。

ユーロは、一時、1ユーロ=1.18ドルまで値下がりした。先週末には、曲がりなりにも、1ユーロ=1.34ドルまで回復している。この先どこまで「秘密会」が機能するのか分からない。しかし、今回のWSJ紙の記事を見て、「ヨ―ロッパ人」のNature(体質)を改めて実感した。

古来、日本でも「お茶会」が頻繁に開かれた。今で言えばサロンである。そこで腹蔵なくアジェンダ(Agenda)が密議された。尖閣問題で見せた日本政府の醜態も、いい意味でも悪い意味でも、中身のある「サロン」、つまりは「お茶会」が、日本から消えたことが影響しているに違いないと勝手に想像している。

日本人の多くは、「大河ドラマ」を娯楽として、ただ見ている。「ボストン茶事件」を思い起こさせてくれたウオールストリートジャーナル(WSJ)紙に感謝したい。(了)

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