9月の第一月曜日の6日は、 Laber Day(労働祭)のためNY株式市場は休日となる。6日付けのWSJ紙は、週末のアメリカ株反発を好感して月曜日値上がりしたアジア株、ヨーロッパ株の状況をレポートしていた。
欧州株価指数600は0.2%、ロンドンFTSE100は0.4%,パリCAC40は0.4%,フランクフルトDAX0.3%それぞれ値上がりした。ドイツでは原子力発電稼働期間延長をメルケル首相が言明したあと、関連のRWE3.2%、E.ONAG2.9%値上がりした。ロンドンでは、AT&Tが、Cable&Wireless買収交渉を材流に、ワイヤレス株が4.4% 値上がりした。
アジア株では、日経平均225株価指数が2.1%,オーストラリア200株価指数が0.8%,二ュージーランド50株価指数1.2%、韓国Kospi0.7%、香港ハンセン指数1.8%,上海総合株価指数1.5% それぞれ値上がりした。
ロンドン外国為替市場では、ドルが一時、対円で値上がりしたが、結局、週末の1ドル=84.42 円から同84.24円へ値下り、ユーロは、1ユーロ=108.79円から同108.49円へ値下りした。ユーロは。対ドルで、1ユーロ=1.2896ドルから同1.2876ドルへ値下りした。
ロンドン金先物相場は、トロイオンス当たり2.30ドル値下がり、1,249.40ドルで取引された。NY原油(WTI)先物相場は、バレル40セント値下がり、74.20ドルで取引された。鳥で言えば、止まり木に止まっていずれも様子見している。
日本のマスコミ報道を見ていると、円高は悪、円安が全て善であるかのような一方方向に偏った報道が徐々に減って来た感じがする。先日の帝国データバンクの企業意識調査でも誰も彼もが円安を歓迎しているわけでないことが理解されてきたのかもしれない。
円が強いから円高ではない。ドルが弱いから円高になっていることも理解されはじめたのかもしれない。1日4兆ドル約330兆円の取引があることも耳に入り始めた。それかあらぬか6日の日経平均株価も1ドル=84円台の円高にも関わらず、値上がりした。
6日のテレビ東京の番組でも、①米国の財政赤字が1兆4千億ドルに達した、②国と家計併せて不良債権金融支援に45兆ドル必要としている、③今年だけでアメリカで新たに118の銀行が倒産した。銀行の貸し渋りはむしろこれから厳しくなると解説していた。
アメリカ頼みドル頼みの時代は終わった。お上が何もしてくれないではない。国民一人一人が日本の将来を考えなければならない。孫たちはあと100年、今年大学を卒業した若者は少なくとも50年生きる。政治家は日本の未来に向けた設計図を国民に見せて欲しい。(了)
欧州株価指数600は0.2%、ロンドンFTSE100は0.4%,パリCAC40は0.4%,フランクフルトDAX0.3%それぞれ値上がりした。ドイツでは原子力発電稼働期間延長をメルケル首相が言明したあと、関連のRWE3.2%、E.ONAG2.9%値上がりした。ロンドンでは、AT&Tが、Cable&Wireless買収交渉を材流に、ワイヤレス株が4.4% 値上がりした。
アジア株では、日経平均225株価指数が2.1%,オーストラリア200株価指数が0.8%,二ュージーランド50株価指数1.2%、韓国Kospi0.7%、香港ハンセン指数1.8%,上海総合株価指数1.5% それぞれ値上がりした。
ロンドン外国為替市場では、ドルが一時、対円で値上がりしたが、結局、週末の1ドル=84.42 円から同84.24円へ値下り、ユーロは、1ユーロ=108.79円から同108.49円へ値下りした。ユーロは。対ドルで、1ユーロ=1.2896ドルから同1.2876ドルへ値下りした。
ロンドン金先物相場は、トロイオンス当たり2.30ドル値下がり、1,249.40ドルで取引された。NY原油(WTI)先物相場は、バレル40セント値下がり、74.20ドルで取引された。鳥で言えば、止まり木に止まっていずれも様子見している。
日本のマスコミ報道を見ていると、円高は悪、円安が全て善であるかのような一方方向に偏った報道が徐々に減って来た感じがする。先日の帝国データバンクの企業意識調査でも誰も彼もが円安を歓迎しているわけでないことが理解されてきたのかもしれない。
円が強いから円高ではない。ドルが弱いから円高になっていることも理解されはじめたのかもしれない。1日4兆ドル約330兆円の取引があることも耳に入り始めた。それかあらぬか6日の日経平均株価も1ドル=84円台の円高にも関わらず、値上がりした。
6日のテレビ東京の番組でも、①米国の財政赤字が1兆4千億ドルに達した、②国と家計併せて不良債権金融支援に45兆ドル必要としている、③今年だけでアメリカで新たに118の銀行が倒産した。銀行の貸し渋りはむしろこれから厳しくなると解説していた。
アメリカ頼みドル頼みの時代は終わった。お上が何もしてくれないではない。国民一人一人が日本の将来を考えなければならない。孫たちはあと100年、今年大学を卒業した若者は少なくとも50年生きる。政治家は日本の未来に向けた設計図を国民に見せて欲しい。(了)