ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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「円売り」警戒感からドル84円前半で小動き、C重油8%値下げ(学校で終えてくれない経済学)

2010-09-28 09:47:00 | 経済学
神戸にも久しぶりにまとまった雨が降り、さすがに凌ぎやすくなってきた。一方、中国では、日本に釈放された船長が「英雄扱い」を受けている。北朝鮮では、三男キム・ジョン・ウン氏に「大将」の称号が付けられたといずれも香港ATV放送を「おはよう世界」が紹介していた。

週明けのNY株式市場では、米景気の先行きがいまひとつはっきりし ない。住宅価格指数を見たいとして、取引終了にかけて売られ、NYダウは、48ドル安、10,812ドルで終了した。M&A(企業買収)の二ュ-スを材料に買われる場面はあったが、足元の景気に自信がないと前へ進めないとブルームバーグが解説していた。

テレビ東京に出演したアナリストの村上実奈子氏は、クリントン大統領時代と今のオバマ大統領と共通点が多いと先行きを前向きに解説していた。24日付けのWSJ紙は「共和党が大幅に議席を増やす。株価はそのあたりを織り込み始めた」と書いていた。

一方、NY外国為替市場では、米FRB(連邦準備制度理事会)が、景気対策の一環として、米国債の追加買い上げ含めた「量的緩和」を明言していることを受けて、ドルは、一時、1ユーロ=1.35ドル後半まで売られた。ただ、ドルは、対円では、日本の「円高介入」警戒感から、1ドル=84円台前半でもみ合いに終始したと「おはよう世界」(経済情報)で三井住友の呉田英二氏が解説していた。

NY原油(WTI)先物相場は、先週末比ほぼ同値のバレル76.52ドルで取引された。NY金先物相場は、トロイオンス70セント高い1,296.70ドルで取引された。景気に敏感なプラチナは利益確定の売りが出て1,620ドル台へ下げたとCNBCテレビが解説していた。

「おはよう世界」で、フランス・ドゥ―が「フランスで今年に入り、銅線ドロボーが急増している。白昼堂々と、工場の倉庫から盗み出す姿を映した防犯カメラの映像を流していた。クズ鉄屋にキロ43ユーロで売り、アジアでは、62ユーロになると紹介していた。

神戸でもアルミ缶を自転車の前と後ろにてんこ盛りにした姿をよく見かける。リーマン破たんのあとのしばらくは見なかった。景気のバロメーターのひとつである。日本で生活していると世界中が不況の最中にあると勘違いする。日本で、ドルが80円を割ると、国が今すぐにでも潰れるようなことをマスコミは書くからであろう。

少し古いいが、日経朝刊(9月23日付け)に、「燃料用C重油8%下げ、原油下落や円高を反映」という見出しの記事が出ていた。C重油は工場のボイラーや発電などに多く使われる。日本でもC重油が下がれば暖房費が助かる。製造業や電力会社は当然潤う。特に電力会社は、使う量がけた外れに多い。庶民に電気代を下げて円高還元すべきだとマスコミも是非書いてほしい。(了)

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