ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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シベリアで、不老長寿の微生物発見!!:19日放送ロシアRTRより(学校で教えてくれない経済学)

2012-01-20 10:46:28 | 経済学
シベリア「マンモスの丘」地下10~12mで採取したバクテリアを培養、ネズミに投与したところ、他のネズミと比べて記憶力が良く、抵抗力が増し、免疫力がつき、病気にかかり難いことがわかっていますと、ノボシビルクス研究所、アナト―リ・ブシフコシ氏が話したと20日朝放送の「ワールドWaveMorning」が、ロシアRTRのニュースを紹介していた。200万年から450万年の間、永久凍土の下で眠っていた微生物に水をかけると生きかえる。普通ネズミの寿命は2年、人間に置きかえると80歳、それが微生物のお陰で寿命が延びるのですと話す女性アナの晴れやかな表情が印象的だった。

今朝の「ワールドWaveMorning」では、豪ABCが、6日前に座礁したクル―ジング船に300人のフリピン人、200人以上のインド人が働いていた。あるフイリピン女性が、今回の事故では大変勉強になった。パニックにならないためにはどうしたらいいかがよくわかったとインタビューに答えていた。この手の事故には止むを得ない事情とはいえ、とかく観光客の方に目が向く。ところがどんな観光船であれ食事や清掃など大勢の人間が乗り込んでいることに視点を合わせた報道姿勢が印象に残った。

ドイツZDFは、脱原発を政府が決めたこともあり、ソーラー発電が一段と脚光を浴びている。ソーラー発電は、ドイツ電力消費の3%を占めるにすぎない。2017年には採算が取れるとされる。しかし、ソーラー発電に60億ユーロ(1ユーロ=100円換算:約6000億円)の補助金は余りに巨額であるとして、ドイツ政府が補助金カットに積極的に乗り出したと流していた。こういうところがいかにもドイツ人だなという印象を受けた。

日本なら原子力となると全て原子力となる。ソーラーとなると歯止めなく補助金を出す。補助金という言葉で税金という言葉をオブラートに包んでしまう。日本の財政赤字が天文学的数字の1000兆円まで積み上がった背景の一つに補助金という美名に隠れた税金の無駄遣いが潜んでいる。身近な例では、神戸老人会にも補助金が出ている。お年寄りを大切にしましょうと言う精神は決して疎かにすべきでない。子供手当も無視できない。しかし、「少子化」とか「高齢化」という口当たりのいい言葉で補助金がまき散らされている現実にも鋭くメスをいれて欲しい。

一方、19日のNY株式市場は、スペイン、フランス国債入札がスムーズに販売された、ギリシャ支援策が進展している、バンカメの10~12月決算で黒字化したなどを材料に、NYダウは、45ドル高、12,623ドル高で終了した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、長谷川誠氏は「米国の雇用環境や住宅部門が改善してきた。今週金曜日発表予定の昨10~12月期の米GDP伸び率が3%を見込んでいる。ヨーロッパ金融情勢がECBによる3年物国債に1%の低利融資実施が安心感を与えている」と株式を巡る環境に微妙な変化が出て来たと解説していた。NY為替市場では、1ドル=77.09~14円、1ユーロ=99.96~100.11円、NY原油バレル100.39ドル、NY金先物はトロイオンス1,654.10ドルで取引された。

今朝の「ワールドWaveMorning」で、インドで日本のアニメが大人気で、ブームを起こしていると報じた。ドラエモンやクレヨンしんちゃんを学校へ行く前に多くの子供が見る。次の標的に、昭和43~46年大ヒットした「巨人の星」を「Rising Star」とタイトルを変え、野球を国民的スポーツクリケットに編集して、「ど根性」をテーマに登場させると紹介していた。日本文化もどっこい生きているではないか。不老長寿の微生物というロシアから力強い便りも届いた。日本人はダメだ駄目だと、落ち込むばかりが能ではあるまい。(了)

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