ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

日高義樹氏大いに語る(NPO法人国際生涯学習文化センター講演会メモ)(スケッチ&コメント)

2012-01-31 14:11:10 | スケッチ


NPO法人国際生涯学習文化センター講演会風景

江嵜企画代表・Ken


人間に変えてしまうという考えを持っている人がアメリカにいると漏らした所が面白かった。中国とどう折り合いをつけるか。アメリカは真剣に考えている。中国の軍事力、海軍力については、アメリカは問題にしていない。中国の航空母艦がその一例である。中国の航空母艦はアメリカと比較にならないくらい貧弱だ。最近、アメリカの魚雷はペットボトルの核弾頭で簡単に航空母艦を沈めてしまう。今までは電信柱のような魚雷を戦艦にぶち込んでいた。魚雷の小型化も無人偵察機の開発も進んでいると紹介した。

午後2時半からたっぷり1時間半、日高節を満喫した。とても書ききれない。日本では日高氏をキッシンジャーのまわし者だとして毛嫌いする人が結構いる。好き嫌いで物事が決まるほど世の中甘くないだろう。色々な立ち場の人の意見に若いころから真摯に耳を傾ける習慣を身につける事の方がはるかに大事だろうと勝手に思っている。

日高氏の話の中で脱線して言うと、例えばロムニー氏の記事を書く時に彼と会って記事を書く日本人記者はいないと言っていた。ロムニーと言っても通じない。ル―二―さんという。アメリカに新幹線を売り込みにJR西日本が出かけた。州知事に大金を渡そうとして笑いものになった。アメリカの鉄道はトウモロコシや石炭を運ぶためにある。新幹線は高い金を出してもいらないという話は面白かった。アメリカ人が日本人に見向きもしなくなっていることに気付かないとこれから先アメリカ人相手では特に日本人は大恥をかくことだろう。

アメリカがすっかり変わってしまった。アメリカが、すっかり変わっしまったということに日本人が全く気付いていないことが怖ろしいとの講演冒頭の日高氏の言葉が忘れるられない。(了)

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鬼の居ない内に洗濯。日本円が買われている間が花。売られ始めてから手を打っても後の祭りだ

2012-01-31 10:10:46 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



日本も寒いがヨーロッパ全土を寒波が襲っている。モスクワはマイナス23℃で吹雪だ、ポーランドではマイナス27℃である。厳しい寒さは金,土まで続くだろうと30日のフランスF2,ドイツZDFがともに冒頭のニュ-スで紹介していた。一方、今朝も様々な世界のニュースが「ワールドWaveMorning」通じて見聞きした。シリアではこの日も政府軍との戦闘で少なくとも55人の反政府軍が死亡した。アサド大統領の家族が既に国外逃亡した話もある。ロシアは依然国連安保理事会でシリアを擁護している。アサドの命運が終焉を迎えているなどとアルジャジ―ラは解説していた。EU首脳会議は形だけ整えて終った。しかし、ギリシャとの交渉はまとまっていない。

今朝の「ワールドWaveMorning」では香港ATVが中国の地方政府が不動産価格の値下がりで日本円換算で2~3兆円の物件が不良債権化している。一方、温家宝首相は「地方政府は完全に管理されており全く心配ない」と発言したと人民日報は伝えたと紹介していた。中国がアメリカで起こしたサブプライムローン問題の二の舞になれば中国経済全体にも影響があると懸念されると解説していた。中国関連では、中国CCTVが南ス―ダンとの国境で、中国人29名がス―ダン武装集団の人質となったと報じていた。

今ひとつ中国関連のニュースとしては、シンガポールCNNが、ここ10年で中国では鬱症状の患者が2倍に増えたと伝えた。患者の40%は地方から出て来た住民である。上海へ5年前に出て来た25歳のエンジニアの青年が画面に登場、24時間、孤独に悩まされていると話していた。20歳のある女性は性的暴行を受け悩んでいると話していた。ある心療内科医は「中国ではメンタルヘルスを守る法律が確立されていない。自分ひとりで悩まないで早めに相談することだ」などと話していた。

一方、ブリッセルで30日開かれたEU首脳会議は、英国、チエコをのぞくEU25ケ国で、新たな欧州金融安定化策を決めたとフランスF2,ドイツZDFが伝えた。基本理念は規律を強化しながら、経済を同時並行して回復させる狙いである。一方、ギリシャ政府と民間金融機関との交渉は依然まとまらず来週に持ち越されたと伝えていた。ギリシャの借金を50%棒引きすることが柱であるが、その割合を70%まで拡大しないと赤字は解消しないことが明らかになったと31日朝7時27分着信のCNBCAsiaPacific電子版に書いていた。

ギリシャ問題未解決に加えて、ポルトガル国債が売られ、一時利回りが17%まで上昇したことを嫌気して、30日のNYダウは、先週末比130ドル以上値下がりした。ところが引けにかけて急速に値を戻しほぼ横ばいの6ドル安、12,663ドルで取引を終了した。今朝6時台放送のブルームバーグに出演した投資家は「商いが7億株前後と極端に少ない。ヨーロッパ問題に解決のめどがつかないから誰も株に寄りつかない。カラ売りの買い戻しで上げた。トレーダー同士がやりとりしているだけだ。ただ、アメリカ人は消費を抑え貯蓄を増やしている。アメリカの消費者は慎重になっていると思います」と話していた。

「ワールドWaveMoning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、呉田真二氏は「全てが欧州債務問題解決待ち。為替市場でもユーロが売られ、つれてドルも売られた。ギリシャの国家予算の一部をEU議会にゆだねる案もEU首脳会議で出た。不透明な状態が続きそうだ」と話していた。NY外国為替市場では、1ドル=76.34~39円、1ユーロ=100.33~39円とユーロ安、ドル安が進んだ。NY原油(WTI)はバレル78セント安の99.78ドル、NY金相場はほぼ横ばいのトロイオンス1,731ドルで取引を終了した。

どこから見ても買えない日本円が買われている。鬼の居ない内に洗濯を済ましておくことだろう。日本円はいずれ売られる時が来る。その時慌てても後の祭りである。(了)

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