韓国KBSが北朝鮮中央テレビでお馴染の演説調の女性アナが若いアナウンサーへ最近、変わった。当のアナは、リ・チュニさんといい、現在70歳、45年間勤めていた。演説調はキム・イルソン主席の指示によったという。北朝鮮では誰が朝鮮中央テレビのアナウンサ―に選ばれるかは重要だ。世代交代の一つの表れで興味深いと紹介していた。香港ATVも北朝鮮中央テレビの女性アナ交代を伝え「看板女性アナは普通のタイプの女性だった」と彼女がくつろぐ様子を映像で紹介していた。
米大統領選共和党候補を選ぶサウスカロライナ州予備選で、アイオワ、ニューハンプシャ―予備選いずれもで4位に甘んじていたギングリッジ候補がロムニー候補に大差をつけて選ばれた。なぜギングリッジ氏が選ばれたのかについて、「ワールドWaveMorning」(世界の扉)で、ギングリッジ候補が過去2度の離婚劇について質問された時「なぜこんな問題を選挙選に持ち出すのか。私はメディアを全く怖れていない」と反論した。質問したアナは返す言葉がなかった。それがキングリッジ氏逆転の引き金となった。フロリダでの共和党予備選でもギングリッジ氏がリードしている。依然ロムニー候補の優位は変わらないが、接戦ムードに変わったなどと解説していた。
今朝の「ワールドWaveMorning」ではEUがイラン原油禁輸制裁措置を決めた二ユースを英BBC始め多くの海外メディアが取り上げていた。英BBCは「イランはEUに原油輸出の20%依存している。イラン中央銀行の預金封鎖も行われる。イランの収入源を絶つことが狙いだ。しかし、イランは核開発を引き続き進めるだろう。イランはホルムズ海峡を封鎖すると脅している。アメリカは空母リンカーンをホルムズ海峡に配備、臨戦体制に入った。一方、ロシア、中国は対話継続による解決を求めている。」などと解説していた。23日のNY原油【WTI】相場はバレル1.25ドル反発、99.58ドル、NY金先物相場は、トロイオンス14.3ドル高、1,678ドルへ反発した。
イラン禁輸関連のニュースでは、フランスF2が、イランの核開発関係者が次々殺害されていると伝え、背後にイスラエルがいる可能性が高い。イスラエルはイランの核施設にコンピュ―タ―ウイルスを潜入させるなどイラン核開発阻止に向けて動いているなどと紹介していた。アメリカの対イラン制裁にはイスラエルが背後に存在していることはよく知られている。一方、中国は原油禁輸には反対だが、イランの核開発にも反対している。昨年暮れ、メタニエフ、イスラエル首相が北京を訪問した。日本政府がどこまでイラン問題に真剣に取り組んでいるか全く未知数なのは気がかりだ。各国が外交面でもきわどいゲームを展開していることだけははっきりしている。
欧州金融危機関連では、スペインTVEが自国の切実な問題として取り上げた。IMFラガルド専務理事がEUのバローゾ委員長やドイツメルケル首相と会った。ラガルド専務理事は、スペイン、イタリア国債に債務圧力がかかり支払いコストがかさんでいる。そのためにESFF(欧州安定化基金)による融資増額が必要だと要請した。しかし、メルケル首相は、消極的でむしろESFF基金の節約を主張している。ただ、メルケルはESFF基金運用に好意的だったと解説していた。スペインが、メルケル一本に絞って彼女の一挙手一投足を固唾を飲んで見守っていることを、スペインTVEが分かり易く教えてくれた。
23日のNY株式市場は、24~25日開催予定のFOMC(米公開市場委員会)控えて様子見の中、前週末比11ドル安、12,708ドルで取引を終えた。FOMCで米国が新たな金融緩和に踏み込むのかどうかが為替市場にも影響する。NY為替市場では、1ドル=76.98~01円、1ユーロ=100.15~20円で取引された。原油・為替・金利3点セットから目を離せない展開が続きそうだ。(了)
米大統領選共和党候補を選ぶサウスカロライナ州予備選で、アイオワ、ニューハンプシャ―予備選いずれもで4位に甘んじていたギングリッジ候補がロムニー候補に大差をつけて選ばれた。なぜギングリッジ氏が選ばれたのかについて、「ワールドWaveMorning」(世界の扉)で、ギングリッジ候補が過去2度の離婚劇について質問された時「なぜこんな問題を選挙選に持ち出すのか。私はメディアを全く怖れていない」と反論した。質問したアナは返す言葉がなかった。それがキングリッジ氏逆転の引き金となった。フロリダでの共和党予備選でもギングリッジ氏がリードしている。依然ロムニー候補の優位は変わらないが、接戦ムードに変わったなどと解説していた。
今朝の「ワールドWaveMorning」ではEUがイラン原油禁輸制裁措置を決めた二ユースを英BBC始め多くの海外メディアが取り上げていた。英BBCは「イランはEUに原油輸出の20%依存している。イラン中央銀行の預金封鎖も行われる。イランの収入源を絶つことが狙いだ。しかし、イランは核開発を引き続き進めるだろう。イランはホルムズ海峡を封鎖すると脅している。アメリカは空母リンカーンをホルムズ海峡に配備、臨戦体制に入った。一方、ロシア、中国は対話継続による解決を求めている。」などと解説していた。23日のNY原油【WTI】相場はバレル1.25ドル反発、99.58ドル、NY金先物相場は、トロイオンス14.3ドル高、1,678ドルへ反発した。
イラン禁輸関連のニュースでは、フランスF2が、イランの核開発関係者が次々殺害されていると伝え、背後にイスラエルがいる可能性が高い。イスラエルはイランの核施設にコンピュ―タ―ウイルスを潜入させるなどイラン核開発阻止に向けて動いているなどと紹介していた。アメリカの対イラン制裁にはイスラエルが背後に存在していることはよく知られている。一方、中国は原油禁輸には反対だが、イランの核開発にも反対している。昨年暮れ、メタニエフ、イスラエル首相が北京を訪問した。日本政府がどこまでイラン問題に真剣に取り組んでいるか全く未知数なのは気がかりだ。各国が外交面でもきわどいゲームを展開していることだけははっきりしている。
欧州金融危機関連では、スペインTVEが自国の切実な問題として取り上げた。IMFラガルド専務理事がEUのバローゾ委員長やドイツメルケル首相と会った。ラガルド専務理事は、スペイン、イタリア国債に債務圧力がかかり支払いコストがかさんでいる。そのためにESFF(欧州安定化基金)による融資増額が必要だと要請した。しかし、メルケル首相は、消極的でむしろESFF基金の節約を主張している。ただ、メルケルはESFF基金運用に好意的だったと解説していた。スペインが、メルケル一本に絞って彼女の一挙手一投足を固唾を飲んで見守っていることを、スペインTVEが分かり易く教えてくれた。
23日のNY株式市場は、24~25日開催予定のFOMC(米公開市場委員会)控えて様子見の中、前週末比11ドル安、12,708ドルで取引を終えた。FOMCで米国が新たな金融緩和に踏み込むのかどうかが為替市場にも影響する。NY為替市場では、1ドル=76.98~01円、1ユーロ=100.15~20円で取引された。原油・為替・金利3点セットから目を離せない展開が続きそうだ。(了)