ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY株、米ドルに買い戻しの動き、「群盲象をなでる」様相も怖いが、眼がついていても目えていない人の方がもっと怖い(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-09-05 07:55:56 | 経済学
「林香港行政長官が9月4日、「逃亡犯条例」改定法案撤回を公式に表明した。しかし、抗議運動が直ちに沈静化する気配は全く見られない。一方、4日の香港ハンセン株価指数は前日比3.9%大幅反発して取引きを終えた」と4日付ブルームバーグ電子版は書いた。4日付けWSJ紙電子版は「リスク回避の動きから世界の株価が反発した流れを受けて4日のNY市場ではダウ237ドル、0.9%高、26,355ドル、ナスダック、7,976、1.1%高、S&P500、2,937、1.1%高と値上がりした」と書いた。

4日のNY市場で、米債券は引き続き売られ、米10年債利回りは1.46%へ下落した。一方、株高を受けてNY外為ではドルが買われ、1ドル=106.33円で取引された。対ユーロでは1ユーロ=117.31円、英ポンド=129.97円とユーロ、英ポンドともに買い戻された。NY原油(WTI)はバレル56.31ドルへ反発、NY金はオンス1,563,05ドルで取引を終えた。NY原油は大型ハリケーンのテキサス上陸に反応して反発した。

「英議会でジョンソン首相の合意無きEU離脱を英議会が阻止すれば総選挙に出るとの脅しに対し、英議会が議会開催期限を3ケ月延長動議を超党派で可決したあと、3日、英ポンドは1ポンド=1.20ドル割れまで売られていた英ポンドが買い戻された。英議会の英国の合意無きEU離脱にブレーキがかかるとの見方が生まれた」と4日付のブルームバーグ電子版が総括した。猫の目は明るさに合わせて変わる。日々、猫の目の様に評価が変っている。

4日付のワシントンポスト(WP)電子版は①英議会、ジョンソンの合意無き離脱にブレーキ、②サンフランシスコ議会、NRA(全米ライフル協会)は米国内でのテロ組織との決議案を採択したと伝えた。4日付のNYタイムズ電子版は「①ジョンソンの動きに英議会反発、②民主党2020年米大統領選挙の争点に温室効果ガス対策に予算措置と提案した、現実は甘くない、③トランプ米大統領、3日の米経済指標悪化データに米中貿易戦争のエスカーレートで世界のサプライチエーンに影響を出てくるとツイート」と書いた。

4日付WSJ紙電子版は①香港林行政長官が逃亡犯条例取り下げを公式に認めた、②英議会が英議会開催期間の3ケ月延長動議を可決した、③4日のNY市場は世界の株価の落ち着きを受けて反発した、④ウラジオストックで開催されたロシア東方経済フォ―ラムでモディ、インド首相、安倍首相がロシアと中国の仲介の動き、⑤米民主党に地球温暖化対策に予算措置の動き、⑥ワイオミング州で2か所の炭鉱が突如閉鎖され600人が失職した、⑦イタリア連立内閣、EU結束に舵切り替えの兆し、イタリア支援の思惑で」と伝えた。4日付のブルームバーグ電子版は①林香港行政長官は逃亡犯条例撤回を公式に認めた、②米FRBが連続利下げに転じれば金利のつかない金見直しでオンス1,600ドルの可能性」と書いた。

「群盲象をなでる」状況も怖いが、眼がついていても見えていない人の方がもっと怖い。(了)

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