ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY市場は様子見、ドル売られ、1ドル=107円台、日本では「想定外」の言葉だけが一人歩きして誰も責任を取らない(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-09-24 09:38:06 | 経済学
ユーロ圏の景況感を示す9月PMIが50.4と2013年半ば以来のレベルに低下、特にドイツの景況感が6年半振り最低を記録した。一方、トランプ米大統領が米中貿易協議に関して部分的合意は受け入れないと表明、米中貿易協議期待に水を差した。9月の米非製造業PMI景気指数が予測値を下回った。欧州株安の流れを受けてNY市場は様子見、ダウは14ドル、0.1%高、26,949ドル、ナスダック、8,112、S&P500は2,991と先週末比ほぼ変わらずで取引を終えた。世界の株式市場ではインド,センセックス株価指数が11,600へと2.9%急騰したことが目立った。米国訪問中のモディ首相がトランプ米大統領と米インド共同歩調を強くアッピールした。

NY外為市場は米債券が引き続き買われ、米10年債利回りは年1.71%へ低下,ドルが対円で売られ、1ドル=107.51円と107円台まで値下がりした。ユーロは欧州景況感悪化でユーロが対ドルで1ユーロ=1.0994ドルと対ドルで下げた。対円でユーロは1ユーロ=118.22円とほぼ横ばい。英ポンドはジョンソン首相の英議会閉鎖決定が英最高裁判決待ちで売られ、英ポンドは対円で1ポンド=133.69円で取引された。NY原油(WTI)はサウジ石油施設襲撃後、アラムコが早期の回復見通しを発表したが、現実にはなお数ケ月要するとの見方が広がり、バレル58.49ドルへ反発した。NY国連総会の場でサウジ石油施設攻撃を巡りアメリカとイランの非難合戦が予想されることも石油相場を支えた。NY金は安全パイの投資先として買われ、オンス1,530.35ドルを維持したと23日付けブルームバーグ電子版は伝えた。統計は日々追いかけるものではないと名前は忘れたがさる統計学者のご意見を拝見したことがある。ご批判を承知で原油、為替、金利の動向を日々トレースしている。

閑話休題。23日から国連総会で気候サミットが開かれる。その前日グテレス国連事務総長が中高生160国以上のデモを呼びかけ実施したスエーデンの少女グレタ・トゥンべリさんと会ったニュースが日本でも小さくだが取り上げられた。毎年のように季節外れの台風が日本を訪れる。明らかにこのところの「異常」気象は常態化している。そのたびに「想定外」という言葉だけが一人歩きしている。9月はじめに千葉房総半島に上陸した台風15号の対応を巡り見苦しい責任のなすり合いが事実かどうか不確かだが続いていると伝えられる。

25年前の神戸淡路大震災時、当時の首相が非常事態宣言を出さなかったため自衛隊が災害現場で立ち往生した結果、死者の数が増えた事態を目のあたりにした。日本では外国に攻め込まれても戦車一台動かせない。今回の千葉の台風被害も電線の地中埋設の提案だけが一人歩きしている。どうしてこんな情けない日本になり果てたのかと言葉も出ない日々が続いている。最近一番驚いたニュースに東京都内の小中学生1000人を対象とした調査で小学生の77%、中学生の95% が近視だったと慶応大学の研究チームが米医学誌電子版に発表したと23日付読売朝刊に出ていた。両目網膜剥離の筆者に物をいう資格は全くないと自覚しているが、目を覆いたくなる深刻な事態だと思うが、識者のご意見をお聞きしたい。(了)

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