ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

第12回、大阪PHPほんとうの時代友の会、みんなの作品展会場風景(スケッチ&コメント)

2019-09-17 21:43:20 | スケッチ



第12回、大阪PHPほんとうの時代友の会

江嵜企画代表・Ken



大阪PHP、本当の時代の友の会主催の第12回みんなの作品展が9月17日(火)から20日(金)まで大阪駅前の大阪第2ビル5階で開かれている。時間が許せば、いかがですかと中高同窓のHさんから案内があり楽しみにして出かけた。

会場の様子をいつもの様にスケッチした。最寄りにお出かけの向きは時間が許せば会場にお立ち寄りいただければありがたい。

今回は8人の会員が写真、絵画、色紙、書などそれぞれ得意分野の作品を持ち寄り、50点近くの作品が会場に展示されていた。見ごたえがあった。

会員のご家族の書や会員のお孫さん(5歳)の絵3点も紹介されていた。PHP関西本部長さんや大阪読書友の会のみなさんの作品も併せ展示されていた。

同窓のHさんの持ち札の一枚は写真である。今回の会場にも5点の写真を展示していた。淀川花火大会の秀作が印象に残った。彼の今一枚の持ち札は川柳である。

彼は自ら天邪鬼と称して包かむりしている節がある。ところが生の彼の川柳を読めば、抑えきれない本心を、特に、世相を痛烈に批判した作品に秀作が多いところからもうかがえる。

今年選んだ17本の中で今朝作ったという「千葉なんと 七万ニ千が まだ停電」と言う句を選んで紹介してくれた。「平和ボケ これでいいのか この日本」を17本最後に入れた。彼が一番言いたかったことを最後に入れたのではなかったかと思う。

ここ5年間の川柳を並べたことは今回初めてだった。
「5年前と今も通じる川柳がほとんどである。5年の進歩と変化はすごいと思うが、庶民の感じるところは何も変わっていない」と彼は別紙を用意して総括した。

日本と言う国は何も変わらない。変えようともしない。そのことを5年間の川柳を敢えて並べて、日本人に訴えたかったにちがいないと忖度しながら帰路に就いた。

余談ながら、彼は、ほぼ毎日100人を超える愛読者に写真と川柳を配信している。いまどきの日本人としては極め付きにユニークと、仲間内では知る人ぞ知る男である。

今一つつけ加えると、彼は2012年、一度死の寸前までの大病を患った。薬効と医師のお陰で奇跡的に生還した。一度死んだから悔いはないとこの日も口にしていたが、少しでも長生きして、Hさんこと、堀口知義フアンを末永く楽しませてほしいと思う次第である。(了)

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NY原油(WTI),バレル61ドル台へ12%急騰、米トランプ大統領は「米戦略備蓄原油放出を示唆した」と16日、WSJ紙電子版(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-09-17 00:03:52 | 経済学
「サウジアラビアの石油施設が14日、攻撃を受けた後、週明け16日の市場の原油(WTI)
相場は先週末比比12.3%上昇、バレル61.88ドルで取引を終えた。サウジアラビアは日量570万バレル、世界石油生産の約6%を占める。アラムコCEOは「3分の1は修復した」と述べた。トランプ米大統領は「事態の進展によるが米戦略備蓄原油の放出も念頭に置いている。」と語ったと16日付のWSJ電子版が伝えた。17日朝放送のNHKニュースは「トランプ米大統領は「イランが攻撃した」と16日、公式に発言した。ロウハニ、イラン大統領は「サウジは「イエーメン内戦に介入した。イエーメン攻撃に対する報復だ」と強調した。サウジはイエーメン、ハディ政権を支持している。イランは反政府勢力のスーシ派を支持している。」と伝えた。

16日付のブルームバーグ電子版は「サウジ石油施設攻撃の後ロンドン原油先物相場が一時19%値上がりした。原油急騰から欧州株が値下がりした。NY株式市場はダウが142ドル、0.5% 安、ナスダック、8,153,0.5%安、S6P500,2,997,0.3% 安と揃って値下がりした。NY外為市場では原油急騰を受け、有事のドル買いの動きからユーロが対ドルで1ユーロ=1.100ドルを割りユーロが売られた。ドル堅調の拝見にはこの日の債券が買われ米10年物債利回りが一時下げたが、あと1.87%迄盛り返したあと再びドルが買い直された。主要通貨は対円では1ドル=108.10円、1ユーロ=118.92円、1ポンド=134.36円とまちまちの動きがみられた。ドル堅調の動きからNY金はオンス1,505.85円で問えた。

閑話休題。原油、金利、為替を3点セットとして経済を見る物差しの一つとしてウオッチしている。今朝の様に原油相場が急騰したときはメデイアも大きく取り上げるが通常は日本では話題にならない。米国で3年生活した時は車が下駄代わりでガソリン相場に敏感だったが車に乗らなくなるとどうしても関心は薄れる。日本の電力の多くは原油生だきに依存しているから原油相場が上がると電気代に敏感に反映して来る。

私見だが、オイルショックの再来はないだろうが今回の原油相場急騰でどこまで日本人が石油相場に関心を持つか疑わしい。余談ながら、千葉で台風一過1週間もたつのに7万軒がいまだに停電というニュースは外国人から見れば俄かに信じられないだろう。日本は死人が出ないと腰を上げない不思議なところがある。日本は幸いにして国土の70%が森林に覆われている。雨も多いから水の心配は少ない。しかし、生命の源泉である原油が一端切れると日本人は生きていけない。アメリカに石油を絶たれて日本が戦争に巻き込まれたことを小学校の教科書に載せるなどして教訓にしてほしい。一方、為替も海外旅行の前後に関心を持つ程度だ。日本のように資源が乏しく外国との貿易を通じて生計をたてている国にとってなおさらであろう。金利も日本はマイナス金利だ。マイナス金利の副作用を真剣に議論してほしい。日本人は事件の後はその場限りの議論をする。あと忘れる。そのような生き方を未来永劫繰り返していては、早晩、墓穴を掘るに違いないと勝手に心配している。(了)

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