ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米中貿易摩擦懸念からNY株続落、ドル連れ安、機密漏洩、トランプ弾劾の動きと政治不安も相場の足引っ張る(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-09-28 09:34:55 | 経済学
ホワイトハウスが米企業の中国投資額に上限を設けることを検討していると伝えられた後改めて米中貿易摩擦懸念から週末27日のNY市場では、ダウは70ドル、0.3%安、ナスダック、7,939、1.3%安、S&P500,2,961,0.5%安と揃って値下がりした。安全パイとして債券が買われ利回りが低下、ドルが売られ、1ドル=107.96円、1ユーロ=118.08円、1英ポンド=132.68円と円高が進んだ。英ポンドが合意無きEUからの離脱リスクから英中央銀行が利下げ検討かと伝えられ英ポンドが対ユーロ、対ドル共に下げたと27日付ブルームバーグが伝えた。NY原油(WTI)はバレル56.18ドルと続落した。米中貿易摩擦長期化、「中国経済に下押し圧力」と27日、人民銀行、易綱総裁が語ったとロイター通信が伝えた後、世界原油需要減退懸念が生まれた。NY金はオンス1,511.75ドルで取引を終えた。

27日付ブルームバーグは「英旅行代理店、トーマス・クックが経営破綻したが英政府は支援を拒否した。外国旅行中の15万人を帰国させるための費用は英政府が肩代わりして支払う。今回の英政府の対応は英国の合意無きEU離脱時の英企業破綻の事例とされる可能性がある。トーマス・クックは1841年創業の英国有数の老舗である。2011年以降から業績は悪化していた。民泊仲介サイトの増加、格安航空の急増、英ポンド安、2018年の猛暑がとどめを刺したとされる。当社運航の100機の内16機が自社機、地中海9箇所でホテルを経営していた。時流の大きな変化に抗しきれなかった。」と総括した。

閑話休題。27日付のブルームバーグ電子版に「ペシコフ、ロシア大統領報道官が「ホワイトハウスに対して先に行われたプーチン、トランプ談話会談の内容を公表しないよう要請した。トランプ米大統領とウクライナ、ゼンウレスキー大統領との電話会談が公表されたことが背景にあると見られる」と伝えた。トランプ,ゼンウレンスキー電話会談の内容の漏洩を懸念して8月半ばに秘密扱いにするよう圧力をかけていた。それが今回内部告発されたいきさつがる。ペロシ下院議長は「トランプは反逆者だ。何人も法を超えることはできない。」とトランプ大統領を激しく非難、トランプ弾劾へ方向転換した。大統領が弾劾された事例はアメリカの歴史にない。下院で弾劾決議が成立しても共和党53,民主党45、他2名のため共和党20名、民主党全員が造反しないと事実上弾劾は成り立たない。しかし、トランプ大統領の対抗馬、バイデン氏が矢面に立たされたことからペロシ氏も行動を起こさざるを得なかったのであろうと見られている。

時に「筒抜け」という言葉がある。英語ではleek outと使われる。ヤフーで「筒抜け」を検索した。「筒の底が抜けて居て入れたものが素通りになる意味。転じて①物音や話し声がそのまま他の人に聞こえること。秘密の内容がそっくり他に漏れてしまうこと、②人の話などが頭の中に留まらないで通り抜けてしまうこと。「せっかくの忠告も右から左へ筒抜けだ」などと使う。」と出ていた。今回の電話内容の公表は内部告発によるとされる。壁に耳あり障子に目ありという諺もある。中でも口は災いの元という昔からの言葉は至言である。(了)

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週末開業の手始めは基本を中心にするのがいい Part2 (11月3日の臨床実践塾)

2019-09-28 07:50:47 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




写真① 「ここら辺が痛い」 




写真② 大腿四頭筋 



「太ももの前が痛い」と言う方が来られました。

「太ももの前って、どこら辺ですか」と聞くと、

「ここら辺です」と、写真①のように手で触って見せてくれた。

「ブログに使いたいので、写真を撮ってもいいですか」と聞くと、ニコニコしながら、

「いいですけど、どうしたらいいですか」と聞くので、痛い部分を触ってもらい、写真を撮りました。
それが上の写真です。

その部を解剖で考えると、「大腿四頭筋」になります。
大腿四頭筋は、「頭が四つ」ということで、大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の総称です。

その方が手で示してくれたのは、写真②にあるように、大腿直筋のようです。
大腿直筋は下前腸骨棘に付着し、下って膝蓋骨に付着して膝蓋靭帯を経て、腱骨粗面に付着します。

大腿四頭筋の主な働きは、膝関節を伸展させることと、股関節の屈曲を担っています。

ここで、
「何が原因か」を考えるわけです。
「何故、大腿部に痛みが出ているのか」を考えるわけです。
で、その原因を探るときに七星鍼法の「基本実技」が役立つわけです。

所謂、骨格の歪みや臓腑の虚弱を調べるわけですが、そうすることが、患者さんの得心になってきます。
「週末開業」で重要なポイントになるのは、「患者さんの得心」です。
それは、患者さんへの優しさでもあると思うのです。
そういうのを積み重ねていくのが、安定成長になると思うのです。

つまり、
① 体の構造の説明をする

② 症状と関係のある解剖を説明する

③ 症状が出た原因の説明をする

④ 原因を取り除く

⑤ 症状が治まる

という流れになりますが、「週末開業」でなくても、これをやった方がいいと考えています。

で、その患者さんも、原因と思われる筋骨系や臓腑を整えてから、

「どうですかね、痛みは取れましたかね」と聞くと、薄笑いしながら、

「はい。取れたようです」と言うので、

「とりあえず、今は治ったということでブログに書いておきますね」と話しておいた。

なぜ「とりあえず」なのかと言うと、大腿直筋の付着部は「骨盤」です。
骨盤は、腰椎、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節などの歪みでも出てくるし、肝、腎、大腸、生殖器などの異変でも歪みが出てくるからです。

ですから、「とりあえず、関係すると思われる部位」は整えておいたのですが、その方のライフスタイルに原因がある場合は、再発する可能性があるからです。

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