ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米FRB,0.25% FFレート下げを決めたがFRBメンバーに見方が割れる、一方8月の訪日外国人観光客が韓国からの半減で11ケ月振り減少も過去最高記録が15国(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-09-19 10:06:56 | 経済学
米FRBがFOMC会合を17,18日両日開きFFレートを1.75~2.00%へ引き下げを決定した。市場予想の下げ幅だった。ただ、FOMC会合参加者が5名利下げ、2名据え置きと割れたことを受けて、18日のNYダウは一時211ドル急落した。会合の後開かれた記者会見でパウエルFRB議長が「状況に応じて柔軟に対応する」とさらなる利下げに含みを残したことを受けて持ち直しダウは36ドル高、0.1%高、27,147ドルで取引を終えた。トランプ米大統領は「FOMCは何も仕事をしない。」と激しく非難した。

ナスダックは8,177、0.1%安、S&P500は3,006横ばいで取引を終えた。一方、NY対為市場は米8月小売りが0.4%増と予想の0.2%増を超えて米経済堅調持続を示唆、株価が引けにかけて急速に値を戻したことを受けてドルが買い直され、1ドル=108.44円、1ユーロ=119.65円、英ポンド=135.41円と主要通貨高・円安が持続した。NY原油(WTI)はサウジ石油相の早期修復発言や原油在庫増加を材料に続落、バレル58.11ドルで取引を終えた。18日付ワシントンポスト電子版は「トランプ米大統領は対イラン追加制裁を要請、ポンぺオ国務長官は「イラン製武器がサウジ石油施設に使われた。戦争行為である」と語った。ロウハニ、イラン大統領は「イランに戦争の意図は全くない。」と語り、アメリカを激しく非難した。」と伝えた。NY金はオンス1,500.70ドルへ続落した。

一方、JNTO日本政府観光局は18日、8月度の訪日外客数推定値を252万人、前年同月比2.2%減少した発表した。韓国が30万8,700人と同48%減少、ほぼ半減したことが大きく響いた。一方、中国は100万600人と7月に続き100万人を突破した。中国の比率は
昨年8月の33.4%から今年は39.7%%とほぼ4割を占めた。一方、韓国は昨年の23%から12.2%へ急減した。米国は11万8,000人と昨年8月の10万3,000人から増加、今年1~8月計で115万と前年同期比12.3%増加した。ベトナムは43,700人と少ないが昨年の3万4,200人28%増加した。フイリピンも数は少ないが3万1,500人と同28%増加した。8月の特徴として韓国からの大幅減少は日韓関係の悪化と韓国と中国関係の改善で韓国から中国への旅行客が増えたとJNTOは分析していた。訪日外国人観光客は最大シエアの中国は7月,8月とほぼ横ばいだったが15ケ国で過去最高を記録したことが目立つと解説した。8月見られた特徴として国数が増え、高い伸び率の国が見られた。多種多様の文化の異なる国々から日本を訪れることになる。一層のきめ細かい対応が求められると総括していた。

日本では外国人をガイジンと呼ぶ。特に欧米人が好まない呼び名だ。欧米からの外国人を異人さんと呼んでいた。18日夜10時放送のNHKの番組で日本で長年住む外国人労働者が差別を受けて子供時代育ったと残酷な過去を語っていた。今年1~8月合計の外国人観光客数は全体としては2,210万人前年同期比4%増加した。現政権は年4,000万観光客と豪語している。言うは易し行いは難しである。道1つ尋ねられてもまともに答えられないのが現状である。おもてなしという言葉だけが独り歩きしてはいないか。日本人の課題である。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする