ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

居酒屋『門』・JR神戸住吉ースケッチ&コメント

2006-06-19 05:56:19 | スケッチ
JR神戸線、住吉駅から徒歩5分のところにある
居酒屋「門」で「日本酒を楽しむ」会が開かれ出かけた。

この日は杜氏さん2人をゲストに迎えてお勧めの生で
日本酒をいただきながら魚料理に舌鼓をうった。

開始予定時間の午後4時をすぎたが全員が揃わず
予約客待ちの時間をねらってスケッチした。

この会に参加するのは今回で2回目であるが心底から
日本酒が好きな連中の集まりであるから次々出てくる
吟醸酒の一升瓶があっという間に空になる。

杜氏のお一人が生の怖さはバイオリズムである。
酒造りではトゲがあるから深みが出る。いい酒は
冒険から生まれるという一言が強く印象に残った。

杜氏さんは日々生き物を相手に生活している。
農薬を使わないお米でないと生きた酒造りは出来ないという
話は以前のこの会でも杜氏さんから聞いた。

役所仕事と正反対に位置する杜氏さんの生きた
人間の言葉に生気を感じた次第である。

会が始まる前に4種類の酒の銘柄を当てる
利き酒テストを受けた。この日の参加者18名のうち
正解は8名いた。その中に不思議にも筆者も入った。

偶然だろうが、ただ、利き酒は匂いで決まることを経験で
知っていたから当たったのかもしれない。会費@5,000円は
高いだろう。しかし、今晩は利き酒テストトに当って当店の
クーポン券@3,000円券をいただいた。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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本日、コンサートがあるよ

2006-06-18 09:56:29 | 情報や案内及び雑談


読売ホールでのコンサート風景です



「日中韓愛と友好の芸術祭」大阪市舞台芸術振興助成公演

本日 6月18日(日)
開場13:30
開演14:00


出演者:二胡・劉鋒 ←劉先生のスケジュールは、 HP でどうぞ。
    中国琵琶・ウェイウェイ
    揚琴・成燕娟
    古筝・季晶
    舞踊・文貞愛
    津軽三味線・稲岡満男
    尺八・石川利光
    アンサンプル・ダッフォディルなど

場所:大阪市天満橋ドーンセンター

チケット: 5.000円  
学生:2.000円
お問い合わせ:06-6927-0591
          0120-0622-51(久保田)


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いずみホール:モーツアルト生誕250年記念公演ースケッチ&コメント

2006-06-17 08:05:54 | スケッチ
遠縁のご婦人から、テレマン協会・第170回記念定期演奏会が
あり、ソプラノ歌手の井塚有子さんの歌はいかがですかと
お誘いを受けたので大阪城公園内にあるいずみホールまで出かけた。

最近は日本画に熱中しており演奏会はご無沙汰だったが、
久しぶりに管弦楽、独唱,合唱を堪能することができた。
特に躍動感あふれる延原武春氏の指揮は強く印象にのこった。

2006年はモーツァルト:Wolfgang Amadeus Mozart(1756~1791)の
生誕250年の記念年だそうで、井塚有子さんはミサ曲第16番ハ短調
K.423にソプラノIIに出演された。

井塚さんの解説によると、この曲は、ミサ曲といってもコンスタンツェに
いいところを見せようとつくったそうだから面白い。

会場で渡されたプログラム・ノートによれば、モーツアルトは父親の
反対を押し切ってコンスタンツェと結婚、ザルツブルグからウイーンに
居を移した。

家族に結婚を認めてもらいたくて、故郷ザルツブルグへの里帰りに際し、
ザルツブルグの教会にミサ曲を奉献しょうと思った。2つあるソプラノ独唱の
ひとつを受け持ったのが新妻のコンスタンツェだったと説明にあった。

モーツアルト27歳の1983年10月26日にこの曲は演奏された。
この作品には、幼少時に身につけた技法に加えて、モーツアルトは
そのころバロック時代の音楽に親しんでいたことから、複数のメロディーが
絡み合う古い技法が使われている。この曲をきっかけにして、
モーツアルトの音楽に新境地をもたらしたと解説されていた。

管弦楽団を前にしてソプラノと合唱団が加わったところをスケッチした。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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虹彩・・・、未病治とは (2)

2006-06-17 05:50:45 | 診断即治療と虹彩学
連載(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)





心臓に異常のある方の画像です


東洋医学では、「未病治」という言葉が時々使われている。

所謂、「病気になる前の人を治す」というのだから、言葉としては凄いのですが、裏を返せば、病気でない人を治療するわけです。

では、「病気とはなにか?」と言うと、医師が病名を付けたら「病気」となるのですが、現実的には診断の付かない病気や症状は多く、それが東洋医学の門を叩く多くの原因になっているわけです。

現代医学で診断がつかなかったり、治療がうまくいかなかったりした場合、現代医学では病気の範疇には入らなくても、本人にすれば正常でない体調や痛みがあれば「病気」と言えるので、「病気の前兆」、或いは「未病」として取り扱われたほうがいいし、痛み苦しみを取り除いてくれるなら、それに越したことはないからです。

「未病治」というのは、現代医学で言うと「予防医学」と似たようなものですが、東洋医学では独自の診断を基本にして、患者さんの訴える症状や状態を治療していくわけです。


私もいろんな診断法方を勉強したのですが、体の奥に潜む「病因」を見つけるのには、虹彩を分析するのがいいので、必ず虹彩を観るようにしていますし、8月の勉強会からは「虹彩学」も取り入れていくつもりです。
(参加資格がありますので、詳しくはこちらでどうぞ)


例えば、虹彩を分析して、心臓に異常があるとわかった時には、本人が心臓の異常を訴えなくても、心臓の治療を加えておくわけで、それが「未病治」ということになる。
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陳進展:兵庫県立美術館ースケッチ&コメント

2006-06-16 20:54:46 | スケッチ
台湾の女性日本画家、陳進(ちんしん)生誕100年記念展が
神戸市灘区海岸べりにある兵庫県立美術館で7月23日まで
開かれており、たまたま知人から招待券をいただいたので
出かけた。

当美術館は世界的にも著名な日本の建築家の設計で
建てられたということでも有名だが、館を訪れるお年寄りの
疲れやすいなどの苦情も多いと聞いているが、失礼ながら
コンクリートで固められた塹壕の中を歩いているようで、
なかなか好きになれない。

ただ本日の美術展の中身は文句のつけようが無いほど
すばらしかった。78点のご自身の作品と陳進滞日時代の
日本画家の作品48点も展示されており見ごたえがあった。

陳進は日本統治下の台湾で1907年生まれ、1998年92歳で
なくなる。父は有数の実業家であり、経済的にも文化的にも
恵まれた環境で育った。

当時台湾女性の最高学府の台北第三高等女学校にはいる。
そのとき赴任していた日本画家、郷原古統の勧めで東京の
女子美術学校に進み才能が開花した。日本では結城素明、
松林桂月、鉢木清方、伊藤深水に師事した。

展覧会場では、先の師匠の絵だけでなく同時代に活躍した北野恒富
橋本明治、上村松園、島成園、中村貞以、梶原緋佐子、
中村大三郎ほか多数の日本画家の名作を堪能できた。

陳進は40歳で結婚、42年に第一子をもうける。「みどりご」、
「母親」,「赤ちゃん」など親子のほほえましい瞬間を描いた絵や
画家でありながら、同時に母として女性としての視点から
こまやかな情感あふれる多くの作品を残している。

1934年に第15回帝展に出した作品は中国服を着た女性が
描かれている。翌35年には、『悠間』というタイトルで、姉をモデルに
中国式の天蓋付きのベットに横たわる婦人像を描いた。

同美術館はコレクション展も7月9日まで同時開催している。

館を出て海沿いを散歩した後、美術館西北道路超えの
地点から美術館前をスケッチした。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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虹彩・・・、ちょっと困った! (1)

2006-06-16 09:13:35 | 診断即治療と虹彩学
連載(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)







虹彩を細かく分析するのには、白眼も分析する。

白眼を分析するには、デジカメで写した写真をパソコンに取り込んで、10倍ほどに拡大して観察します。

その方法では、一人の虹彩を分析するのに、最低でも10枚の画像を観察しなければならない。

ですから、休診日なら、長い時は14~15時間もパソコンを見ているし、治療のある日でも、夜中の1時2時までパソコンの前に座っている場合が多い。

さらに、「おやっ?」というのがあれば、パソコンの画面に目を近づけて見なければならない時もある。

そんな生活を続けていたら、どうも頭に熱を持ったような感じがありましたので、自分の虹彩を分析してみた。


「ありゃー!電磁場障害が出ているではないか」(ノ_<。)

電磁場はパソコンだけに限らず、携帯電話や家電製品でも影響が出るようですが、私は虹彩分析もさることながら、講演の資料作りや原稿書きの仕事があるので困った!

パソコンを使わないと、仕事や研究も中途半端になってしまう。

電磁場に対処できるグッズも売られているようですが、効果の検証方法を知らないので、効果に対しては何とも言えない。


携帯もパソコンも使わずにはいられない時代。

ちょっと困りました。(-。-;)



対策を考えなければ・・・。

対策を考えるのに、再びパソコンを使うのは、委員会を解散させるために委員会を作るようなものだから、気が進まない。
コメント (2)
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バーナンキ演説好感NYダウ198ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2006-06-16 08:41:34 | 経済学
今朝のCNBCのテレビ画面を見ていると、11Kというテロップを流していた。11Kは三振の数ではない。NYダウが11,000ドルを回復したことである。昨日今日2日での上げ幅は2003年4月以来最大で、NYダウはPositive teritoryに入ったとはしゃいでいた。

一方、日本では日銀総裁が国会で村上ファンド関連で個人的に利殖していたとして袋叩きに遭い、総裁が素直に頭を下げる顔写真が新聞一面を飾った。今回の日銀総裁トラブルでゼロ金利解除の時期が先延ばしされそうだというからあきれた話である。

NYダウがなぜ急騰したのか。バーナンキ議長がシカゴ経済倶楽部での講演で、金融政策についてハト派的発言をしたことが影響した。NYダウは議長講演の前が80ドル高、講演のあと100ドル以上上げたからだとWSJ紙は明快に説明している。

バーナンキ議長は、インフレ動向は引き続き注視していくが、米国債利回りが小幅上昇にとどまっている。これはインフレ進行が予測の範囲内に収まっていることを示していると発言した。国債利回りの低下は景気スローダウンのひとつの指標であるからだ。

さらにバーナンキ議長は、原油その他エネルギー価格高騰は、個人消費その他米景気にネガティブに働くことは事実であるが、長期にみれば対応可能な範囲であると発言した。その一方、バーナンキ氏は、米国の輸入原油代金支払いが2003年から年1,850億ドル増加したが、これが個人消費の足を引っ張る。さらに米貿易赤字拡大が続くため、これを埋め合わせするために、海外からの資金流入が必要であるとも発言したとWSJ紙は紹介した。

この日のNYダウ反発には、ダウ構成銘柄のひとつのCatapillar株が、この先5年間で一株利益が年率15~20%増加するとのサプライズ見通しを当社CEOが株主に説明したとして、6%値上がりし、NYダウを40ドル押し上げたとWSJ紙は紹介している。

NY為替市場は、バーナンキ発言もNYダウ大幅高にも反応せず、1ドル=114.90円前後、1ユーロ=1,2620ドルとややドル買い戻しで動いた。NY債券市場は、6月末の0.25%利上げは織り込んだが、その後の利上げ継続を懸念して、10年物国債は値下がりし、利回りは5.10%へ上昇した。NY原油先物(WTI)相場は、イラン問題を蒸し返し、一時バレル70.05ドルで取引された。イラン問題は死んでいない。いずれ又ぶり返してくるだろう。

2006年は政治の年である。日本の総理は政治と経済は無関係だと先日発言した。経済と政治が一体に動くことは、政治が日々の暮らしに直接間接響くから、日本以外では子供でも理解している。政治がしっかりしないと命取りになることを、日本の将来を担う子供たちに、家庭でも学校でも日頃の身近な出来事を通じて是非とも教えておいて欲しい。(了)

江嵜企画代表・Ken


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ラ・クロッシュ・シェフズルームースケッチ&コメント

2006-06-15 21:06:53 | スケッチ
大阪の地下鉄堺筋線の北浜駅から徒歩約5~6分のところに
おしゃれなフランス料理店が出来たというので出かけた。

ランチメニューで@2,100円の料理を頼んだが魚と肉を
お好みで選んでくださいということで魚を選んだ。

魚を一口たべただけだがこの店はいけるなと直感した。
メニユーには4,000円台、5,0000円台もあるがお昼なら
なにも見得をはることもない。

ウエイターの接客態度も当たり前のことだが、礼儀正しく
落ち着いていて控えめなのがいい。

昼過ぎだったが店に入ると女性客が店奥のテーブルを囲んで4人、
厨房を直接前にしたカウンターの席には男女ペアが食事を
はじめていた。

いつものように人待ちの寸時をねらってスケッチを始めた。

最近は台所や厨房を客から隠すのではなく表舞台に出して
むしろ客にアッピールするレストランが増えてきたようだ。

これも技術革新で換気装置が格段に進歩したから
のことであろう。一昔前なら匂いや温度の点からみても
到底考えられなかった。

食事を済ましたあとカウンターにご婦人2人が入ってきた。
注文をしたあと楽しそうに話し始めた。追いかけて4人連れの
若い女性が隣の空いていた予約席に腰をおろした。

女性は見得をはらない。しかも味にうるさい。女性客が
次々入ってくる店は合格点に違いなかろう。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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よし萬さん

2006-06-15 10:13:21 | 情報や案内及び雑談
よし萬さんが、 大阪日日新聞 に掲載された。


写真クリックで拡大します。

 



最近は、予約を入れておかないと座れない時もあるので、いつも予約を入れてから出かけるようにしているのですが、きのうも予約でいっぱいだった。

私たちは、三人でこんなのを食べてきました。

私は、サラダと一寸豆が中心で、お寿司を一つと焼き魚ちょっと・・・。(^○^)



突き出し~




お寿司~




漬物盛り合わせ~




焼き魚~




アワビのコロッケ~





写真はよし萬さんからの提供でした。


よし萬さんの料理は、こちらにも「うんちく入り」で連載してあります。(^^; 


和食の上品な味と上品な盛り付けを好む方なら、必ずご満足頂けるお店です。

座席のない時が多いので、予約したほうがいいよ。


写真をクリックすると地図がでます。

 

新大阪より一駅、ミツフホテルの一角です

昼  11:30~13:30(月~金)
夜  17:00~23:00
定休日 月曜日
夜の平均予算は、お一人様4000円程度

大阪府大阪市淀川区西中島4-8-22 ホテルミツフ1F
電話 06-6886-1900

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インフレ懸念無視、NYダウ前日比110ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2006-06-15 08:34:38 | 経済学
NYダウが引けにかけて急騰し前日比110ドル、1.08%高の10,816ドルで取引を終了した。
この日、米労働省は、5月の米消費者物価指数が0.4%、エネルギーと食料を除いたコア指数で0.3%上昇したと発表した。

インフレが継続していることを再確認し、6月29日に米FOMCの利上げが確実視されたにもかかわらずなぜNYダウは上げたのか。専門家の見方もいまひとつ歯切れが悪い。

短期間に下げすぎた反動に過ぎないと話しているエコノミストもいる。この日はBoeing
株が6.5%急騰、Intel株が3.6%上げた結果、30銘柄の中でごく一部の銘柄の値上がりがNYダウを押し上げたに過ぎないと指摘するアナリストもいるとWSJ紙は紹介している。

NY時間午後2時に発表された、米12地区連銀の経済概況をまとめた俗に言うbeige book(ベージュブック)によれば、米国経済は、4月から6月初めにかけてなお拡大を続けていること、一部に個人消費の落ち込みと住宅熱が冷めはじめた兆候がみられるが、米国景気は全体としては力強く拡大しているとのレポートを発表した。

NYダウの取引終了間際にかけての値上がりに、このベージュ・ブックが影響したかもしれない。ただ、この日の値上がりが一日天下に終わるのか、上昇の始まりなのか誰も予測がつかないというのが正直なところであろう。

NY為替市場は、5月の米消費者物価指数が予測どおり上昇し、6月末の0.25%利上げが確実視され、金利差拡大を保証したにもかかわらず、1ドル=114.52円、1ユーロ=1.2629ドルとドルは弱含みで推移した。

一部の為替アナリストの見方として、6月末に5.25%は織り込んだ。しかし、さらにその上の5.50%まで短期金利が上がると、薬が効きすぎて逆に景気減速を加速させる。米貿易赤字拡大や不透明な流れは変わっていない。円が対ドルで1ドル=115円まで売られると、ドルは買われすぎという判断が生まれてもおかしくないとWSJ紙は紹介している。

NY原油先物(WTI)相場は、一時バレル34セント戻し、68.90ドルで取引された。世界の原油需要は日量8,500万バレルあり、これに対する新たな供給余力はせいぜい日量150万バレルに過ぎずない。イラン、イラク、ベネズエラ、ナイジエリアと供給不安の爆弾を抱えた環境に何一つ改善が見られないからであろう。ハリケーン襲来も予測がつかない。

先の見えにくい時代に入ってきた。識者の見方もコロコロ変わる。月並みな言葉であるが、他人任せにしないで、健康に注意して、地道に日々努力する以外道はないであろう。(了)

江嵜企画代表・Ken


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