ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

陳進展:兵庫県立美術館ースケッチ&コメント

2006-06-16 20:54:46 | スケッチ
台湾の女性日本画家、陳進(ちんしん)生誕100年記念展が
神戸市灘区海岸べりにある兵庫県立美術館で7月23日まで
開かれており、たまたま知人から招待券をいただいたので
出かけた。

当美術館は世界的にも著名な日本の建築家の設計で
建てられたということでも有名だが、館を訪れるお年寄りの
疲れやすいなどの苦情も多いと聞いているが、失礼ながら
コンクリートで固められた塹壕の中を歩いているようで、
なかなか好きになれない。

ただ本日の美術展の中身は文句のつけようが無いほど
すばらしかった。78点のご自身の作品と陳進滞日時代の
日本画家の作品48点も展示されており見ごたえがあった。

陳進は日本統治下の台湾で1907年生まれ、1998年92歳で
なくなる。父は有数の実業家であり、経済的にも文化的にも
恵まれた環境で育った。

当時台湾女性の最高学府の台北第三高等女学校にはいる。
そのとき赴任していた日本画家、郷原古統の勧めで東京の
女子美術学校に進み才能が開花した。日本では結城素明、
松林桂月、鉢木清方、伊藤深水に師事した。

展覧会場では、先の師匠の絵だけでなく同時代に活躍した北野恒富
橋本明治、上村松園、島成園、中村貞以、梶原緋佐子、
中村大三郎ほか多数の日本画家の名作を堪能できた。

陳進は40歳で結婚、42年に第一子をもうける。「みどりご」、
「母親」,「赤ちゃん」など親子のほほえましい瞬間を描いた絵や
画家でありながら、同時に母として女性としての視点から
こまやかな情感あふれる多くの作品を残している。

1934年に第15回帝展に出した作品は中国服を着た女性が
描かれている。翌35年には、『悠間』というタイトルで、姉をモデルに
中国式の天蓋付きのベットに横たわる婦人像を描いた。

同美術館はコレクション展も7月9日まで同時開催している。

館を出て海沿いを散歩した後、美術館西北道路超えの
地点から美術館前をスケッチした。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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虹彩・・・、ちょっと困った! (1)

2006-06-16 09:13:35 | 診断即治療と虹彩学
連載(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)







虹彩を細かく分析するのには、白眼も分析する。

白眼を分析するには、デジカメで写した写真をパソコンに取り込んで、10倍ほどに拡大して観察します。

その方法では、一人の虹彩を分析するのに、最低でも10枚の画像を観察しなければならない。

ですから、休診日なら、長い時は14~15時間もパソコンを見ているし、治療のある日でも、夜中の1時2時までパソコンの前に座っている場合が多い。

さらに、「おやっ?」というのがあれば、パソコンの画面に目を近づけて見なければならない時もある。

そんな生活を続けていたら、どうも頭に熱を持ったような感じがありましたので、自分の虹彩を分析してみた。


「ありゃー!電磁場障害が出ているではないか」(ノ_<。)

電磁場はパソコンだけに限らず、携帯電話や家電製品でも影響が出るようですが、私は虹彩分析もさることながら、講演の資料作りや原稿書きの仕事があるので困った!

パソコンを使わないと、仕事や研究も中途半端になってしまう。

電磁場に対処できるグッズも売られているようですが、効果の検証方法を知らないので、効果に対しては何とも言えない。


携帯もパソコンも使わずにはいられない時代。

ちょっと困りました。(-。-;)



対策を考えなければ・・・。

対策を考えるのに、再びパソコンを使うのは、委員会を解散させるために委員会を作るようなものだから、気が進まない。
コメント (2)
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バーナンキ演説好感NYダウ198ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2006-06-16 08:41:34 | 経済学
今朝のCNBCのテレビ画面を見ていると、11Kというテロップを流していた。11Kは三振の数ではない。NYダウが11,000ドルを回復したことである。昨日今日2日での上げ幅は2003年4月以来最大で、NYダウはPositive teritoryに入ったとはしゃいでいた。

一方、日本では日銀総裁が国会で村上ファンド関連で個人的に利殖していたとして袋叩きに遭い、総裁が素直に頭を下げる顔写真が新聞一面を飾った。今回の日銀総裁トラブルでゼロ金利解除の時期が先延ばしされそうだというからあきれた話である。

NYダウがなぜ急騰したのか。バーナンキ議長がシカゴ経済倶楽部での講演で、金融政策についてハト派的発言をしたことが影響した。NYダウは議長講演の前が80ドル高、講演のあと100ドル以上上げたからだとWSJ紙は明快に説明している。

バーナンキ議長は、インフレ動向は引き続き注視していくが、米国債利回りが小幅上昇にとどまっている。これはインフレ進行が予測の範囲内に収まっていることを示していると発言した。国債利回りの低下は景気スローダウンのひとつの指標であるからだ。

さらにバーナンキ議長は、原油その他エネルギー価格高騰は、個人消費その他米景気にネガティブに働くことは事実であるが、長期にみれば対応可能な範囲であると発言した。その一方、バーナンキ氏は、米国の輸入原油代金支払いが2003年から年1,850億ドル増加したが、これが個人消費の足を引っ張る。さらに米貿易赤字拡大が続くため、これを埋め合わせするために、海外からの資金流入が必要であるとも発言したとWSJ紙は紹介した。

この日のNYダウ反発には、ダウ構成銘柄のひとつのCatapillar株が、この先5年間で一株利益が年率15~20%増加するとのサプライズ見通しを当社CEOが株主に説明したとして、6%値上がりし、NYダウを40ドル押し上げたとWSJ紙は紹介している。

NY為替市場は、バーナンキ発言もNYダウ大幅高にも反応せず、1ドル=114.90円前後、1ユーロ=1,2620ドルとややドル買い戻しで動いた。NY債券市場は、6月末の0.25%利上げは織り込んだが、その後の利上げ継続を懸念して、10年物国債は値下がりし、利回りは5.10%へ上昇した。NY原油先物(WTI)相場は、イラン問題を蒸し返し、一時バレル70.05ドルで取引された。イラン問題は死んでいない。いずれ又ぶり返してくるだろう。

2006年は政治の年である。日本の総理は政治と経済は無関係だと先日発言した。経済と政治が一体に動くことは、政治が日々の暮らしに直接間接響くから、日本以外では子供でも理解している。政治がしっかりしないと命取りになることを、日本の将来を担う子供たちに、家庭でも学校でも日頃の身近な出来事を通じて是非とも教えておいて欲しい。(了)

江嵜企画代表・Ken


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