ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

虹彩―隠れ脳梗塞・・・(8)

2006-06-26 11:20:29 | 診断即治療と虹彩学
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「隠れ脳梗塞」という言葉を広く知らせたのは、眞田祥一医博と思います。


眞田祥一先生の書かれる本は、素人でもわかりやすく、テンポがいいので読みやすいし、記憶に残る書き方がされている。



6~7年前に書かれた本では、「40代で4人に一人、50代では3人に一人、60代では2人に一人、70代ではほぼ全員が隠れ脳梗塞」となっていましたが、この本では、「40代の3人に1人、50代では2人に1人、~~」となっています。

これは「画像診断技術の進歩によるものなのか、病気の若年化が原因なのかな?」と考えましたが、「40代の3人に1人、~~」のほうが現状だと思います。


眞田先生の本には、隠れ脳梗塞チェックリストがあるのですが、当方の虹彩分析でも、隠れ脳梗塞を見つけられるようになってきた。

血流が一時的に途絶えることを「虚血」と言います。
それが脳血管に起これば、手足や唇などに麻痺症状が現れ、24時間以内に完全になくなれば「一過性脳虚血発作」となるのですが、小さい範囲内でのシビレや麻痺が続いている人もいる。

脳梗塞をした人の虹彩を分析して整理し、隠れ脳梗塞と思われる方々の虹彩分析をしていると、何箇所か共通点がある。
その方々に「隠れ脳梗塞チェックリスト」の内容で質問をしていきながら、虹彩分析での共通点を整理していたら、隠れ脳梗塞の虹彩分析方法が出てきたのです。

ただ、分析をする時は、一人の分析をするのに、最低でも10枚の写真をパソコンに取り入れ、10~15倍にして観察をしなければならないので、非常に疲れるし、時間もかかる。

さらに、この分析技術は、悪用される可能性があるので、公表に踏み切ることができない悩みもある。

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米ヘッジファンドから学ぶことー学校で教えてくれない経済学

2006-06-26 10:42:01 | 経済学
尻馬に乗るということばがあるが、広辞苑によれば人のあとについて無批判的に物事をする。他人の言動に付和雷同するとある。

泥縄ということばがある。同じく広辞苑によれば、泥棒を捕らえてから縄を綯う意。事が起こってからあわてて用意するたとえとある。

今朝のWSJ紙(6月22日付け)を読んでいたら、今年にはいってヘッジファンドが運用に失敗して数100軒倒産したという記事が出ていた。もともとリスクを最小限に抑えることを本義とするヘッジファンドが巨額資金の運用を任されて小回りが効きにくくなった。

現在、日本では「プロ中のプロ」と自負していたひとがインサイダー取引の嫌疑で取調べを受けているが、小回りが効き難くなって自爆したケースといえなくも無いであろう。

WSJ紙によれば、1998年に起こったLTCM(Long-Term Capital Management)破綻で800億ドル(約9兆2,000億円)が紙くずになった悪夢の再来を真剣に心配している一部投資家がいる。しかし、現在は運用を間違えた個別のへッジファンドが森の中で消えるだけで、LTCM倒産時のように世界的な信用不安には発展しない。森全体は問題ないと楽観している記事を掲載していた。

ただ資金の出し入れが頻繁に行われるようになった。結果、資金の逃げ足が速い。巨額のファンドの運用を任されているから、FFレートが1%のときはよかった。ところが、現在のように5%台に載せ、一部に6%のFFレートも視野に入れはじめているから、出来るだけ手持ち現金を増やして、臨機に対応するスタンスに変わったと警告している。

資本市場が未成熟な場合、Stampede現象が起りやすい。爆弾テロだ、火事だと聞くと、観客が一斉に出口に殺到する。将棋倒しにあって二重三重の遭難を招くケースである。インドなどに見られる最近の株価暴落はLTCMの悪夢の再来を彷彿とさせたようだ。

お金は本来一番臆病な生き物である。相場はこころの鏡のようなものだ。ひとたび心変わりすれば前節を平然と反古にする。

日本という国は気候温暖。四面環海。天与の環境に恵まれて日本民族は数千年生きてきた。
危機管理をいくら吹き込まれても身についているはずが無い。

最近新聞論調に見られる現象は言葉は悪いが泥縄記事が多い。事が起こってから騒ぐ。日銀総裁の財布の中身を迫るのは好例だ。尻馬に乗ることだけは注意したらよさそうだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


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