ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

スナック風景-スケッチ&コメント

2006-06-30 21:41:25 | スケッチ
阪神青木駅前には11年前の震災で全壊し更地となった
自宅跡があり先祖の墓も近いので時々お参りする。
墓地には水もやらないのに結構草が生えていた。

青木駅前のスーパーで軍手を買ったあと店を出たところで
以前別の店に勤めていたのが、いまは、近くのさるスナックの
サブ・ママとして働いているご婦人にばったり会った。
時間があれば顔を出してと誘われたのでのぞいた。

その店は例の「神戸ワイワイ会」の常連が集まっている
お店と昔の仲間から聞いていたが、店をのぞいたら懐かしい
メンバーがやぁやぁお久しぶりやなぁと迎えてくれた。

「別れの一本杉」が持ち歌だということを仲間が覚えていて、
リクエストがあったので、気持ちよく歌ったあと早速
お店をスケッチした。

昼の部は午後1時から5時まで、夜の部は6時からでチー・ママと
交代する。お代も昼は@1,200円、カラオケ歌い放題だから歌の
好きな人ならお得かもしれない。夜は当然メーターが上がる。

「神戸ワイワイ会」は平均年齢70歳のお年寄り男女の集まりである。
連れ合いをなくした人が結構おられ人淋しいのか、取り立てて歌う
わけでもなくこのお店に顔を出すとサブ・ママから聞いた。

そういえばこの日も時間の経過と共に1人また2人と増えて
店を出る午後2時半ごろにはお馴染みの顔が8人あつまった。
カウンターにいて歌ばかり歌うでもない。昨日のグランドゴルフの話や
介護家族のこと、この日顔を見せなかった仲間の一人を気づかった
対話が聞こえてきた。

この手の店は一元の客は来ないという。というより入りにくいし
居づらいから自然に来なくなるとサブ、ママが話していた。

傷をなめあうということでもあるまいがこういう形での
さしてお金をかけないで、老後のお互いのコミュニュケーションの
場として日本のそこここで進んでいっているのかもしれない。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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虹彩―下痢と膵臓・・・(12)

2006-06-30 12:33:05 | 診断即治療と虹彩学
連載(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)





「突然下痢をした」と訴える人がいました。
その後、虹彩写真を撮り、虹彩を分析してみましたら、急に起こった症状ではなく、前から下痢の兆候があったと思いましたので、後日「膵臓がちょっとおかしいので、前から下痢をしてたんじゃないの?」と聞いてみた。

「すごいですねー目の写真って!実は21歳の時に(22年前)十二指腸潰瘍で入院した時、膵臓の数値も高いので、あまりお酒などは飲まないほうがいいよと言われたことがあり、そう言われれば時々下痢はしていましたねー」
と正直に話してくれた。

慢性的な疾患の場合、このように素直に話してくれる人の治療は、比較的やりやすいのだが、時々、「砂糖の入ったのは食べないほうがいい」と注意した人で、体には砂糖の反応が出ているのに、
「甘いのは全く食べていません」と言う人がいる。

その人が何を食べても、私に害があるわけではないのですが、診断に迷うことをされると、治療が長引く場合がある。

それは、人が食べた食物の反応というのは、たいてい体のどこかに出ていて、体に出た反応も治療指針として治療をしていくからです。

「食べてない」と言い張る人の場合は、鍼灸治療としては問題ないのですが、食事療法がポイントとなる疾患でしたら、 食事指導 をする時に、「的のはずれた説明」をしなければならないので、それだけ治療が長引いてしまうわけです。

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米FOMC声明文受けて、NYダウ217ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2006-06-30 09:41:34 | 経済学
FOMCの発表前日の昨日、取引終了前に、「NYダウ」号は、離陸(Take off)の態勢にはいってエンジンをふかし、滑走路を走り始めていた。

6月29日、NY時間午後2時前に、米FOMCが0.25%の利上げを決め、同時に提出された声明文のなかではじめて「追加利上げを考慮している」と明言していないことを確認した後、飛行機は、乗客〈投資家〉の歓声のなか、一気に飛び立った。

NYダウは、前日比217ドル、約2%上昇、11,190ドルで取引を終了した。ハイテク株指数も連れ高して約3%値上がりした。S&P500種平均2.2%、小型株指数Russel2000も3.8%それぞれ大幅に上昇した。

金融株の値上がりが目立ち、American Express(2.7%)、Citigroup〈2.4%〉、J.P.Morgan
(3・8%)それぞれ大幅に値上がりしたことがダウ平均を押し上げた。

0.25%の利上げはマーケットは織り込んでいた。にもかかわらずまるで押さえ込まれていたゴムまりが跳ね上げるように米国株が上げたのはなぜなのか。その答えはB5版1ページからなる声明文の文言が投資家心理を動かしたことにほかならない。

声明文の一行目は短期の目標金利であるFFレートを0.25%上げて5.25%と決めたとある。
次のパラグラフでは「景気のペースが、住宅需要の冷え込みと利上げ効果とエネルギー上昇がタイミングがずれて影響した結果、「極めて強い」状態から「穏やかな状態になりつつある(moderating)」ことを最近の指標が示唆している。」と指摘した。

声明文はそのあと、インフレ進行を懸念する文言が数行続いた後に「追加利上げの幅とタイミングはインフレと経済成長の成り行き次第である」としたところまでは前回とかわらない。5月10日の声明文にあった「何らかの追加利上げが必要であれば」という文言が今回はじめて消えた。その一点に投資家は飛びついたのであろう。

この日原油相場は、バレル1.33ドル値上がりし73.52ドルで取引された。金相場も596ドルまで値上がりした。錫、銅、ニッケル、亜鉛など一連の非鉄金属相場も値上がり気運を再び強めている。根強い需要が続く限りインフレが牙をむいてくる可能性は残している。
NY為替市場ではドルが売られ1ドル=115円台、1ユーロ=1.2645.ドルで取引された。

FOMCの文言が一行消えても、オーバーキル〈過剰引締め〉懸念を承知で、バーナンキ議長が次回の8月8日のFOMCで追加利上げする可能性は消えていない。一時雨がやんで「NYダウ」号は離陸した。乱気流を避けて米景気の軟着陸をただ祈るばかりである。(了)

江嵜企画代表・Ken


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神戸屋:スケッチ&コメント

2006-06-30 05:51:55 | スケッチ
JR神戸線、住吉駅下車、徒歩5~6分、東西に走る
山手幹線と交差する東北角にある神戸屋を久しぶりで訪れた。

お昼過ぎだったが子供連れも含めて店内は一杯で待ち時間に
レストラン玄関で、カウンターに向けてスケッチをはじめた。

描き始めたら程なくどうぞと呼ばれたので、描きさしの絵は
そのままにして、食事を済ませた後、席から客人を介して
残り半分のスペースにスケッチした。

神戸屋は近くに住んでいながらめったに来ない。
3年ほどまえに比べると人が増えたこと、もともとおしゃれな
客人が多いお店だったがこの日はひときわそれが目立った。
明らかにリッチになったなと服装見ても実感した。

案内された席の右手前に子供椅子にひとりとあと御婦人の
テーブル、その手前は1才か1歳半ほどの赤ちゃんを
車椅子にのせた母親とそのお友達風のかたが談笑しながら
食事をしていた。

レストランカウンター正面にはKobeya Kitchenという
プレートがはりつけてあった。創業1918年とあった。
当の住吉の店自体は1975年創業とあった。

現在は関東まで手広くエリアを拡大しているようで、
当社のホームページによれば年商12億とあった。

神戸は先の震災で手ひどい被害をうけた。しかしこの日のように
昼食時に華麗な雰囲気を目のあたりにすると11年前が
別世界の感じさえする。

JR住吉駅前で不動産業を営む知人に偶然電車の中で会った。
彼から聞いた話だがJR住吉界隈でも2号線沿いのマンションでも
坪200万まで値上がりしてきたそうだ。

特に驚いたのは京都市内の目抜きの土地の値上がりが目立つという。
坪500万ときいて当の業者さえにわかに信じられなかった。
なぜ京都の目抜きの土地が上がってきたのかと聞いたら
東京方面から最近京都へ引越ししてくる家族が急に
増えているからだとはなしてくれた。

神戸屋の賑わいと京都市街地の土地の値上がりと一見無関係に
見えるがどこかでつながっているのかもしれない。

何でも流れは東京かと思いきや東京から京都への流れも確実に
進んでいる。

何のために京都に立派な迎賓館を建てたのかと勘ぐる人が居て
聞いてみたところ、決まっているでしょ、まさかのときに備えている
のよとあっけらかんと答えてくれた。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)




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