ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

阪神交流戦最後を飾るースケッチ&コメント

2006-06-20 23:27:26 | スケッチ
阪神タイガースがセパ交流戦最後の試合でロッテを
2-0で辛くも破りいよいよリーグ優勝と昨年果たせなかった
夢の日本一を目指して気持ちよく再スタートを切ることになった。

この日ヒーローインタビューのお立ち台にあがったのは、
6回までロッテ打線をゼロに抑えた福原ではなかった。
誰のはからいかしらないが、藤川、ウイリアムス、久保田
俗にいうJFK3投手だった。

今日の試合でも結果的にはそれぞれが7,8,9回と
ゼロに抑えたが、三人ともヒットを打たれなんとか
ツキに助けられて逃げ切ったというのが正直なところである。

それを一番承知しているのがJFKそのひとご本人であろう。
緊張がまだとけぬかこわばった表情がバックスクリーンに
映し出された。

インタビューのアナウンサーにうながされてて、
まずウイリアムスは「日本一」と答えた。
次の藤川は「チーム全員で優勝を勝ち取りたい。
手ごたえ十分だ。」と宣言した。
最後に立った久保田は最後までハギレよくなかったが
「フアンのためがんばる」と結んだ。

雨で流れた埋め合わせの試合のため、出足は悪かった。

それでも試合途中から少しずつはいりはじめ三塁側の
内野席からアルプススタンドの上段に席を残したが
確報ではないが3万2~3千ははいっていると話して
いるファンの声が聞こえた。

交流戦に入るかはいらないかのタイミングで村上ファンド
問題でいやなムードが立ち込めた。しかし、大事にいたらずなんとか
凌いだとファンも選手もひと安堵しているに違いない。

雨の日も風の日もということばがある。

ファンのよく目であろうがこのことばこそ阪神タイガースファンに
こそ送られることばであろう。

最近日本列島にはびこってきた体裁を優先しかっこをつけることを
よしとするひとさまからみればタイガースファンほどバカに
見える存在はないかもしれない。

たかが野球されど野球である。

六甲下ろしを声高らかに歌い家路についた。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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コーヒーの値上げエタノール高騰が犯人か?ー学校で教えてくれない経済学

2006-06-20 08:02:30 | 経済学
家庭用レギュラーコーヒーの値上げがスタートした。コーヒー党には頭の痛い話である。

ところが、これが世界最大のコーヒー産地のブラジルで、コーヒー栽培をやめて今後需要が爆発的に伸びるとされる、とうもろこしやサトウキビ生産へシフトする農家が増えたからだという見方があるから厄介な話である。

知人のMさんからお送りいただいた「 芦屋タンポポ通信」N.888によれば、「醸界春秋」参照とあり、コーヒー生豆相場は2002年から上昇基調にあったが、2006年度の世界のコーヒー豆の生産量は約678万460トン、前年比約40万2,000トン減少したそうだ。

コーヒー豆に限らず、需要がある限り生産が減れば、物の値段は需要と供給で決まるから値段は上がる。現在原油相場が高騰しているが、石油を買いたい人が中国はじめ世界中で増えている一方、石油の生産が需要の伸びのテンポに追いつかないため、投機的な思惑がからんで、石油の値段はバレル70ドル前後まで高騰した。

石油の値段が高騰した結果、ガソリン相場が連れ高した。高値のガソリンにくらべれば安いエタノールを混ぜて車を走らせれば燃料代が安くつくというが、エタノールを混ぜたガソリン車生産は世界の自動車生産のせいぜい1%にすぎない。

ブラジルでは、サトウキビから砂糖を作るよりエタノールをつくった方がお金になると考えた農家が、砂糖をつくらずにエタノールへ転換しはじめた結果、砂糖相場が一時急騰した。

WSJ紙(6月17日)によれば、エタノールは米国のエネルギー問題を解決できるかというタイトルで興味あるエピソードを紹介している。

ことし4月、あのMicrosoft会長のBill Gatesがエタノール大手メーカーのPacific Ethanolの株を買ったそうだ。米小売トップのWal-MartStoresが85%エタノールのガソリンを売り出す計画を発表した。米第2位のエタノールメーカー、VeraSunEnergy社が先週上場したところ、株価が3割上がって一株30ドルで取引されたとWSJ紙は紹介している。

コーヒー豆の値上がりは石油高騰の反面教師かもしれない。日本は石油を米国に止められて真珠湾を攻撃した。コーヒー値上げがエネルギー問題を考える機会になれば幸いだ。

日本では日銀総裁が村上ファンドで利殖をしていたとして騒いでいる。銀行救済のためのゼロ金利という異常な政策が金融政策の大元締めを利殖に走らせたところが面白い。(了)

江嵜企画代表・Ken


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