ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ある合繊メーカー株主総会:その2ースケッチ&コメント

2006-06-28 22:57:43 | スケッチ
JR大阪駅前にあるヒルトン大阪で開かれたある合繊メーカーの
株主総会をのぞいた。

ぱらぱらっとご婦人の姿が見えたがお年寄りの株主が目立った。
当社OBがやぁー、やぁーと同窓会よろしく声を掛け合っている
いつもながらの光景が会場のそこそこで見られた。

当社はレーヨン事業からスタートした老舗の繊維メーカーである。
日本独自技術の合成繊維ビニロンのメーカーであることでもよく知られている。
ビニロンはいま話題のアスベスト代替素材として改めて脚光を浴びているようだ。
たまたま岡山事業所事故の影響で減収を余儀なくされたが原燃料高騰を
吸収して利益をだした。

ビニロンに限らず全体としても足元の業績はすこぶる好調である。
配当性向25%を基本として年15円配当を発表した。業績に連動した対応である。
報酬制度についても業績を反映して株主に見直し提案があった。

大部分の報告は会場正面に映し出されるスクリーンに従い
ナレータの説明がほとんどを占めた。ただ、グループとして
当社が対処すべき課題の項については直々に当社社長から
詳しい説明があった。

一口で言えば①量から質へ,②ひとのやれないことをやる、
③売り上げ1兆円を指向するというものであった。目先3年間は
GS-21戦略と位置づけ営業利益500億プラス100億を努力目標に
おいたと胸を張ったところが印象に残った。

連結ベースで海外の売上高が全体の43.5%に達したとの
報告がナレーションであった。これからの企業は国内にとどまらず
世界で認知される企業であることが生き残れるかどうかの
第一条件であろう。

説明が終わった後質問の時間が用意された。

ご質問はありませんかと議長が株主に促したあと、最初に立った
男性は次のように尋ねた。

取締役の報酬の限度額を現行の3億を4.5億にしたいというが
10人の取締役で割ると一人4,500万になる。日銀総裁より
多いでなないかと説明を求めた。

議長の社長は、デフレが収束しやがてインフレが始まる。
現在の報酬もそうだが上限額の6掛けと見てほしい。
あくまで枠取りであることをご理解願いたいとかわした。

質問者の言葉に日銀総裁という表現があったこと、議長の回答の
中に「インフレがはじまる」という言葉に注目した。

年一回の株主総会であるがその年その年、質問の中身も
答える言葉にも確実に変化が見られ興味深い。

当社でも毎年、最低6~7人の質問があるが本日は一人で終わった。

一部の人間が問題を起こした中央青山監査法人を当社は使っていたが
株主から質問はなかった。発行可能株数を現行の
7億から10億に増やすことについても質問が無かった。

総会の後総会会場の隣室が用意され株主との懇親会が
開かれたが、業績が順調で配当も年15円と聞いて株主の
質問の矛先が鈍ったのかもしれないなとささやいているのが
聞こえた。

会場の前から3列目から総会開始直後の様子をスケッチした。〈了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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ウォーキング

2006-06-28 13:26:49 | 情報や案内及び雑談
6ヶ月以上禁酒をして、玄米と野菜サラダを食べ、たった4キロしか減らないのに納得できないこともあり、電磁場障害の治療も兼ねてウォーキングを始めたのだが、最近になってやっと、「あれっ?痩せたんじゃない?」と言う人が出てきた。
\(^o^)/

体重はどうでも、目的は下腹でしたので、自分ではそれなりに納得しています。

毎日ウォーキングをしていると、梅田まで徒歩で行くのが苦にならない。

先日の日曜日も、朝早く梅田のミンデンさんへ行ったら、8:20なのに開いてないし、中に人のいる様子も感じられない。



どうしたのかな、と思っていたら、店員さんがやってきた。

「遅いなー!」と思っていたのですが、日曜日は9:00からだということを思い出した。(>△<∥)

しかたがないので周囲をウロウロして、お店が開くのを待ってコーヒーを飲んできた。


目の前に、こんな花が飾られていたので、写真を撮らせてもらった。



かわいいですねー、丸々太っていて・・・、ん?何か・・・?

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虹彩―脳梗塞と痴呆・・・(10)

2006-06-28 09:13:57 | 診断即治療と虹彩学
連載(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)





虹彩分析をすると、心臓の異常も探ることができる



脳梗塞は、

①脳血栓
  a.太い血管が詰まる(アテローム血栓性脳梗塞)
  b.深部の細い血管が詰まる(ラクナ梗塞)

② 脳塞栓

の二つに分類されていて、脳塞栓の場合は、心臓などで出来た血栓(血の塊)が脳に運ばれて、脳動脈にフタをしてしまうのが原因です。

脳梗塞が起って脳細胞に栄養が供給されないと、3分で脳細胞は死んでしまうと言われ、細胞自体も死んでしまいます。

死んでしまった脳細胞は、やがて軟らかくなり、白血球によって死んだ細胞が吸収されてしまいますので、その部分が空洞化してしまい、脳の萎縮に関わってきます。

ガンや糖尿病は、少しずつ症状が出てくるし、検査も発達しているので、それなりの予防と治療ができるのですが、脳梗塞は突然に発症するし、40代では「3人に1人」と言われるし、それが痴呆症とも関係してくる。

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ロンドンの空は昔、煤煙で真っ黒?!村上さんは煤煙?-学校で教えてくれない経済学

2006-06-28 00:57:07 | 経済学
ワールドカップで日本チームが惨敗した。それからというものサッカーの試合を見なくなった。理由は簡単である。なんといっても「産地直送」日本からのチームが一番だからだ。

今回のワールドカップは素人が見ていても彼我の実力差は歴然としていたように写った。ところが、負けたとたんにお決まりのコースで監督を代えるという話である。本質的な対案を準備せず首のすげ替えで済まそうとして第二次世界大戦でも日本を敗戦へ追い詰めた。

果たして監督を代えて日本チームは世界に通用するのだろうか。「日本産」チームを強くするにはどうしたらいいか。やはり子供のころから足腰を鍛える以外道はないだろう。

プロ野球の新庄選手は庭師の息子だった。木の幹に両足を巻きつけるようにして、両手で枝振りを整えた。それがグリップを強くし、足腰も鍛えたと本人が話していた。

元西鉄ライオンズの大投手の稲尾選手は漁師の子供だった。初代の若乃花も漁師だった。伝馬船に乗り毎日のように櫓を漕いでいたことで足腰が鍛えられたと話していたことを大昔ラジオかテレビで聞いたことがあった。

一概に言えないが、現在サッカーワールドカップで活躍している選手の中には、貧しい家庭の育ちの子供が比較的多く、子供のころから狭い路地裏でボールを手まりのように蹴って遊んでいたようだ。昔は都会の子供でもご飯を食べるのも忘れて遊んだ。今、ひとりで夜遅くまで遊んで家に帰らなかったら、警察に捜索願いを出されることだろう。

子供のときから怖い経験をすることも必要だろうし、リスクの怖さを学んだり、ひとは一人ひとり違うものだということも子供同士で遊びながら体感していくことができた。日本語をしっかり身につける事が先で英語は訓練次第であとからついてくることと似ている。

今の日本は機械なら機械の虫、漫画なら漫画の虫、サッカーならサッカーの虫が育つ土壌をなくしている。虫との共生を否定しておきながら、サッカー世界一はないであろう。

第二次世界大戦が終わった当時ロンドンの空は煤煙で真っ黒だったそうだ。これでは生きていけないということでClean Air Act(大気浄化法)が成立した。ロンドン郊外のサンドイッチという町は賄賂の巣窟だった。政治資金規制法はその町から生まれたという。

堀江さんとか村上さんも日本の金融ルール作りの過渡期に生まれた「煤煙」かもしれない。市場からの退場を求める前に、「煤煙」をコントロールするルール作りが先だろう。日銀総裁へのヤメロコールも実に日本人らしい。世界サッカー惨敗から学ぶことは多い。(了)

江嵜企画代表・Ken


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