Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

不思議な会話

2011年08月03日 20時53分26秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 喉が痛くて近くの内科の個人病院に行ったとき、受付をすまして待っていたら、受付の女性が私が待っている席に寄ってきて「風邪ですか?」といいながら体温計を差し出した。
 思わず「え?」と聞き返した。そうすると「風邪なら熱を測ってください」という。熱を測るのは特に異存はないので受け取ったが、「風邪かどうかは先生が判断することではないの?今は喉がとても痛いんです」と答えた。
 その受付嬢はとても不思議な顔をして、次に怒ったような顔をしながら体温計を私に渡して戻っていった。私は私でとても不思議な気持ちになった。「喉が痛いのだから耳鼻咽喉科に行ったほうが良かったかな」と反省もした。
 この受付嬢、私の後から来た人にも同じように質問していた。この医院の医師がこのように患者に聞けと指示をしているのか、あるいは受付嬢としての愛想のつもりなのかはわからない。患者が自分で病名がわかれば医者などはいらないに等しい。病院自体の存在根拠がなくなる。

 何となくこの病院には足が遠のきそうである。