今回の山行はコースタイムにこだわってみた。体力がどの程度なのか、ひざの具合、気力の問題など、コースタイムに挑戦するつもりで計画を立てた。
軽いリュックの割に2日目の昼以降は、雨の所為もあるがあるく速度が遅くなった。誰しも雨合羽を着用しての歩行は嫌であろうが、私は何しろ暑苦しくてかなりの雨でないと着用したくない。今回も雨の具合によって何回も脱着を繰り返した。本当は雨合羽を着用しても汗だくにならない程度の歩行が好ましいのであるが、人一倍汗が多い身としてはそんなことをしたらいつ目的地に着くかわからないので困る。
しかし相対的に3日間の歩行については自分なりに合格点はつけられると思った。特に登りに関しては申し分ない。
下りに関しては、少し疲れると手術した右膝をかばっているような感じがするし、思ったように足は進まない。3日目の下山は自分でも少しもどかしかった。もともと下山時の足の運びは下手というか、器用ではない。こればかりは進歩しないので悲しい。
30代の頃のペースと比べての落ち込み具合を体感した。これを体に刻み込まないと無理な計画を立ててしまう。
最大でも1日6時間から7時間の行動を基準に計画を立てた方が良さそうである。それがかなわない場合はもっと短時間でも切り上げることとしたい。ここが30代の頃とは違う計画になるようだ。
山小屋で出される食事は随分と良くなったものだと思う。30代の頃、違う小屋に二泊したら夕・朝と4食カレーを出されてさすがに閉口したことがある。
そんなこともあり、その後の多くの山では避難小屋での自炊中心だったし、営業小屋に泊まる場合でも自炊としたことがほとんどであった。歳相応に自炊などの無理はしないで食事つきにすればよいのだが、それでも2食付1泊1万円近くというのはつらい。
今回の通称表銀座といわれるところでは、素泊まり・自炊はごく少数であった。山行のスタイルも変わってきているのであろう。若い人のグループでも食事つきのスタイルが多かった。北アルプスの他の山域でも同じようなものと推察される。
行動食に関しては、梅干味の塩飴と棒状タイプの栄養補給食3本。次回からは梅干を持参しようかと考えている。
今回悔やまれたのは夜の行動飲料、ウィスキーを忘れたこと。小屋で缶ビールを購入して代用したが、私には小さな山用の水筒に入れたウィスキーが何よりだ。
天候に関しては、これは自然現象で私の反省の埒外だが、今回も雨男返上とはならなかった。木曜の朝までは台風9号が北上して列島から遠ざかることがわかり今回こそはと天候に期待した。ところが 木曜の昼の天気予報で、台風9号と10号の間に熱帯低気圧が発生、天候が不安定となった。何をかいわんや、これはもう山の天気から見放されているとしか云いようがない。
過去幾度、天候で山行を断念したことか。仕事の合間を見つけて準備を整えるたびに断念を繰り返した。今後もこれは続きそうだ。
軽いリュックの割に2日目の昼以降は、雨の所為もあるがあるく速度が遅くなった。誰しも雨合羽を着用しての歩行は嫌であろうが、私は何しろ暑苦しくてかなりの雨でないと着用したくない。今回も雨の具合によって何回も脱着を繰り返した。本当は雨合羽を着用しても汗だくにならない程度の歩行が好ましいのであるが、人一倍汗が多い身としてはそんなことをしたらいつ目的地に着くかわからないので困る。
しかし相対的に3日間の歩行については自分なりに合格点はつけられると思った。特に登りに関しては申し分ない。
下りに関しては、少し疲れると手術した右膝をかばっているような感じがするし、思ったように足は進まない。3日目の下山は自分でも少しもどかしかった。もともと下山時の足の運びは下手というか、器用ではない。こればかりは進歩しないので悲しい。
30代の頃のペースと比べての落ち込み具合を体感した。これを体に刻み込まないと無理な計画を立ててしまう。
最大でも1日6時間から7時間の行動を基準に計画を立てた方が良さそうである。それがかなわない場合はもっと短時間でも切り上げることとしたい。ここが30代の頃とは違う計画になるようだ。
山小屋で出される食事は随分と良くなったものだと思う。30代の頃、違う小屋に二泊したら夕・朝と4食カレーを出されてさすがに閉口したことがある。
そんなこともあり、その後の多くの山では避難小屋での自炊中心だったし、営業小屋に泊まる場合でも自炊としたことがほとんどであった。歳相応に自炊などの無理はしないで食事つきにすればよいのだが、それでも2食付1泊1万円近くというのはつらい。
今回の通称表銀座といわれるところでは、素泊まり・自炊はごく少数であった。山行のスタイルも変わってきているのであろう。若い人のグループでも食事つきのスタイルが多かった。北アルプスの他の山域でも同じようなものと推察される。
行動食に関しては、梅干味の塩飴と棒状タイプの栄養補給食3本。次回からは梅干を持参しようかと考えている。
今回悔やまれたのは夜の行動飲料、ウィスキーを忘れたこと。小屋で缶ビールを購入して代用したが、私には小さな山用の水筒に入れたウィスキーが何よりだ。
天候に関しては、これは自然現象で私の反省の埒外だが、今回も雨男返上とはならなかった。木曜の朝までは台風9号が北上して列島から遠ざかることがわかり今回こそはと天候に期待した。ところが 木曜の昼の天気予報で、台風9号と10号の間に熱帯低気圧が発生、天候が不安定となった。何をかいわんや、これはもう山の天気から見放されているとしか云いようがない。
過去幾度、天候で山行を断念したことか。仕事の合間を見つけて準備を整えるたびに断念を繰り返した。今後もこれは続きそうだ。