親のリハビリというか、行動の回復のためにちょっと早いかと思ったのだが、予定通り地下鉄の最寄り駅より関内駅を利用して伊勢佐木町と馬車道どおりを少しばかり歩いてきた。途中で勝烈庵のランチを食べ、さらに文明堂の喫茶店で一休み。帰りはJRとタクシーを使った。
横浜駅の人混みは避けた。伊勢佐木町と馬車道も人通りは多かったけれど、広いので特に支障はなかった。
普段私はエレベーターを使うことはない。たまにエスカレーターを使うことはある。ということで関内駅ではエレベーターを探してキョロキョロしてしまった。特に地下鉄関内駅は長い工事期間中でよくわからず迷いそうになったが、なんとかエレベーターを乗り継いで地上に出ることができた。
普段何気なく利用している駅も通りも、いざ足腰や視力に障害が出ると途端に利用するのに戸惑うことになることをあらためて実感。これは50歳の時の退院後に実感したことであるが、あらためて思い出した。人間は、体験しなくなると忘れるのも早い。
だが、何といっても怖いのは「スマホ歩き」である。杖を突いて歩く親の前を歩くのだが、工事中で狭い箇所のあるJR関内駅の約50メートルはぶつかりそうで怖かった。たぶん横浜駅の中央通路は今の親の歩き方では、一人ではとても無理であることを実感した。
帰宅したときは、わずか5000歩しかカウントしていなかったが、とても疲れて昼寝を1時間。最近は8時ではなく、夫婦で7時半には朝食をとるようにしている。これがつらい。だいたい2時に寝る人間は8時起床を続けたいのだが‥。眠くなる原因はこの起床時間に起因している。早く寝ればいい、というのは簡単だが・・・。
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一緒に歩いていても色々と気を使われるでしょうが、こうしてお母様と街を歩けるFsさんが凄く羨ましいです。
お元気そうで何よりですね。
歩きながらのスマホは禁じて欲しいです。
何をそんなに見る事が有るのでしょうかね。
どう見ても異様な光景ですよね。
私は履歴が残るからいっかと普段は殆ど持ち歩かないんですよ。
持ち歩くのはカメラかな!
スマホ歩きをしている人を見ると、「こんなに世の中には見て楽しいことがたくさんあるのに、それを観察しないのはもったいないね、オジサンは人と、社会と町並みを見るのはとても楽しいんだよ。」と思うようにしています。
ついでに「かっぱらいにどうぞ私の身につけているものを何でも盗んでください」と宣言している裕福な方なのだとうらやむようにしています。
こう思うと精神衛生上とてもよく、顔も柔和になります。
カメラで自然と社会とを見る、スマホよりずっと素晴らしいです。私もカメラを持ち歩いているのに、撮影する心のゆとりを持てないでいます。まだまだ「修業」が足りていません。