「気」のながれを
かおにうけながら立つ
ゆめの中でしか
とべない動物たち
はしっている者たちをみている
こえを風にのせて
だれか呼ぼうとしている
ひとを見ている
とき時
みどりや黄いろやあかい
葉が ほおをなでてゆく
* * * * *
段をのぼる
登って、のぼって
とにかく登っている
のぼっている私を
だれかは見ている
見ないフリをしながら
いつか躓けばいいと
そっと足をだしている
* * * * *
私はつまずく
躓いて、つまずいて
とにかく躓いている
わたしは聞いている
「人とはどんなどうぶつか」
そして聴く
「ひとは飛べないどうぶつだ」
考えている
なきながら 考えている
泣きながら かいている
そして 多少
ほっとしている
※1行に1文字ずつ漢字を入れようと遊んだ詩。
かおにうけながら立つ
ゆめの中でしか
とべない動物たち
はしっている者たちをみている
こえを風にのせて
だれか呼ぼうとしている
ひとを見ている
とき時
みどりや黄いろやあかい
葉が ほおをなでてゆく
* * * * *
段をのぼる
登って、のぼって
とにかく登っている
のぼっている私を
だれかは見ている
見ないフリをしながら
いつか躓けばいいと
そっと足をだしている
* * * * *
私はつまずく
躓いて、つまずいて
とにかく躓いている
わたしは聞いている
「人とはどんなどうぶつか」
そして聴く
「ひとは飛べないどうぶつだ」
考えている
なきながら 考えている
泣きながら かいている
そして 多少
ほっとしている
※1行に1文字ずつ漢字を入れようと遊んだ詩。