メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

印刷大成功

2006-12-10 21:01:35 | 日記
昨日の夕方からはじめたドライバのインストールに煮詰まって、一時休戦。
今日の夕方から仕切りなおした。
パソに詳しい知り合いのメールをもとに、最初のネットからのダウンロードから
手順を追って、ひとつひとつ確認しながらやっていったらテスト印刷大成功!
ああ、やれば出来るじゃないか。やあ、やあ、ありがとう。←一人芝居

嬉しくてムダにいろいろプリントアウトしてみる。
好きなアーティストの写真なんかもA4用紙めいっぱいにカラー印刷。
素晴らしい出来映え!ふふっ(十分怪しい人になってる
ちょこっと黒インクがにじんだり、かすれたりしてたから、
説明書きを読みながら「目詰まりパターン印刷」と「ヘッドクリーニング」をしてみたv
「ギャップ調整」は意味がわからず。
ネットにも「1カ月に1度はカラー印刷をすると長持ちする」って書いてあった。

一緒にいただいた『カラリオ年賀』『COLOR IMAGING LABO2』はまだ使い方わからず。
年賀のほうは上半分しか印刷されなかったし。謎。w
ネット上でもいろいろサンプルがあるけど、自分仕様な年賀状を作りたいというベタな計画中。
でも、なにせなんのソフトも入れてないから、ペイントだけだとかなり厳しい環境。
まだまだ先は長い。

プリンタは前にFAXが乗っかってた場所に設置(レンジの上だと電磁波で壊れる?

田舎からりんごが箱で届いたv
小振りながら蜜たっぷりで美味しい!!!
ありがとううううう

追。
父がデジタル放送対応の大型テレビを買ったらしい!驚
こーゆー電器ものは早いんだよねw

コメント

心の中のベストフィルム~『プレンティ』(1985)

2006-12-10 19:55:24 | 映画
『プレンティ』(1985)

もう一度じっくり見直したいと思ってたbest5に入る今作。
最初に観たのは十数年前で、メリル・ストリープシリーズで観てたときに出会った。
『ディア・ハンター』、『ソフィーの選択』など彼女の初期の作品はどれも秀作。
決してハリウッド的グラマラス女優タイプではないのに、知的で繊細な中にも
時々とても色っぽく見えるのが彼女の不思議な魅力w
他にも大好きなチャールズ・ダンス、大人の色気ぷんぷんなサム・ニール、
俳優業に力を入れていた若い頃のスティングも出演してるのに注目。

ラストシーンで「イギリス人は感情を表に出さない。冷たい。」という男に、
ヒロインが「いいえ、隠してしまうのよ、すべてから。
でも、これからは全てが変わってゆくんだわ!」と清清しく言うセリフ。
当時観たときはすべてから解放された現在の彼女のセリフだと思ってたけど、
終戦直後の若い頃の回想シーンだったことに気づいた。
戦時中の極限状態、一夜の情事のスリル、自由という理想を掲げてた頃の
記憶にすがりついて、戦後・平和になった世の中の変わり映えのしない
偽善に満ちた、退屈で、厳しい現実に対応できなかったヒロイン。

職場ではキャリアより性の対象として見られつづけ、
パートナーですら彼女を狭い世間に閉じ込めようとする。
彼女もまた理想ばかり見て、周囲をバカにし、自己中心的な奇行を繰り返して
「前へ進みたい」という口ぐせとは裏腹に「越えられない枠」を自ら作りだしている。

今作の1シーン毎の記憶が鮮明で、いまだにひっかかっているワケはこのへんにあるのかも。
舞台となっている当時のヨーロッパの戦争や戦後の混乱の事情はまったく分からないが、
1人の女性の自立がテーマだということ。依存と自立。
相手が自分のためにどれだけの時間と労力を費やし、犠牲になってくれるかで
愛情を量って、試すというやり方でしか人を愛せないということ。

わたしの越えられない壁、越えるどころか、まだそれは始まってもいない。

コメント