美に飢える
美に飢える
ああ たったひとつのこの世の奇蹟
創造に飽きる
男は社会そのもので
女は愛そのものだから
透けるほど白い肌が
水色の幻想のむこうで
なにかのsignを送っている
得体の知れない君に
私はこう話しかける
だが君は誰かに似ている
君の顔は私の顔とよく似ている
しかしまったくの他人
私たちは知り合いだと君は云う
全く覚えていない
私たちは何度も愛し合ったのだと
なぜか全然覚えていない
自分さえよく思い出せないでいるのに
他人のことなど覚えていられるはずはない
ある造形との距離を保って
いくつもの微妙なイメッジが甦る
なにかしらもろい霜柱の結晶が
透けて目に見えぬガラスごしに
大切なsignを送っている
それは幾度となく繰り返されてきたideaで
猫の目の高さをくぐってやって来る
美に飢える
ああ たったひとつのこの世の奇蹟
創造に飽きる
男は社会そのもので
女は愛そのものだから
透けるほど白い肌が
水色の幻想のむこうで
なにかのsignを送っている
得体の知れない君に
私はこう話しかける
だが君は誰かに似ている
君の顔は私の顔とよく似ている
しかしまったくの他人
私たちは知り合いだと君は云う
全く覚えていない
私たちは何度も愛し合ったのだと
なぜか全然覚えていない
自分さえよく思い出せないでいるのに
他人のことなど覚えていられるはずはない
ある造形との距離を保って
いくつもの微妙なイメッジが甦る
なにかしらもろい霜柱の結晶が
透けて目に見えぬガラスごしに
大切なsignを送っている
それは幾度となく繰り返されてきたideaで
猫の目の高さをくぐってやって来る