『CRUMB』(1994)アメリカ
製作・監督:テリー・ツワイゴフ 製作:デヴィッド・リンチ
出演:ロバート・クラム/アリン・カミンスキー/ドン・ドナヒュー ほか
ドキュメンタリーフィルム好きなケイトに私の秘蔵?のジャニスCDを貸したところ、
アルバム『チープ・スリル』のあのキョーレツなイラストジャケを描いた漫画家のDVDを
持ってるってことで、貸してもらった。
クラムのその他の代表的作品としては、『フリッツ・ザ・キャット』、『ミスター・ナチュラル』
などがあるが、批評家がゆってる「現代のブリューゲル」て納得。
サブカル好きにはたまらないかも。
本人が自らを振り返り、兄弟や母親、元彼女、元妻、現妻と愛娘らも出演して大いに語ってる。
'50年代の古き良きアメリカといわれた時代の裏側にある病巣を描きつづけた背景にある
厳格で暴力的な父、クスリで異常になってた母、5人兄弟姉妹のうち3人が絵を描きつつ、
なんらかの強迫観念に侵されてて、かなり突っ込んだリアルな話までぶっちゃけてる。
これほど性的なことや、内側のことを正直かつ客観的に第三者に話せる人も珍しい。
「誰もが歩く広告塔だ。衣服のどこかに広告が入ってる。
文明全体が商業主義でできあがってる。
現代人には何のコンセプトもない。
頭にあるのはいかに金を生むか。
人はもっと知的好奇心を持たねば、
この下らない物資文明の裏に何が隠れているのか」
'70年代ヒッピーらに支持されながらも、「あんな格好で歩くのはゴメンだ」て
別に仲間意識はなかったようだけど、誇張表現のアイデアはやっぱりドラッグみたい。
ハリウッド的なものにもウンザリして、フランスに引っ越すところで終わってる。
好んで描いたヘイト・ストリートでの人物スケッチの様子も興味深い。
つまるところ、人がもっとも興味を惹かれるのは人の顔や形なんだな。
製作・監督:テリー・ツワイゴフ 製作:デヴィッド・リンチ
出演:ロバート・クラム/アリン・カミンスキー/ドン・ドナヒュー ほか
ドキュメンタリーフィルム好きなケイトに私の秘蔵?のジャニスCDを貸したところ、
アルバム『チープ・スリル』のあのキョーレツなイラストジャケを描いた漫画家のDVDを
持ってるってことで、貸してもらった。
クラムのその他の代表的作品としては、『フリッツ・ザ・キャット』、『ミスター・ナチュラル』
などがあるが、批評家がゆってる「現代のブリューゲル」て納得。
サブカル好きにはたまらないかも。
本人が自らを振り返り、兄弟や母親、元彼女、元妻、現妻と愛娘らも出演して大いに語ってる。
'50年代の古き良きアメリカといわれた時代の裏側にある病巣を描きつづけた背景にある
厳格で暴力的な父、クスリで異常になってた母、5人兄弟姉妹のうち3人が絵を描きつつ、
なんらかの強迫観念に侵されてて、かなり突っ込んだリアルな話までぶっちゃけてる。
これほど性的なことや、内側のことを正直かつ客観的に第三者に話せる人も珍しい。
「誰もが歩く広告塔だ。衣服のどこかに広告が入ってる。
文明全体が商業主義でできあがってる。
現代人には何のコンセプトもない。
頭にあるのはいかに金を生むか。
人はもっと知的好奇心を持たねば、
この下らない物資文明の裏に何が隠れているのか」
'70年代ヒッピーらに支持されながらも、「あんな格好で歩くのはゴメンだ」て
別に仲間意識はなかったようだけど、誇張表現のアイデアはやっぱりドラッグみたい。
ハリウッド的なものにもウンザリして、フランスに引っ越すところで終わってる。
好んで描いたヘイト・ストリートでの人物スケッチの様子も興味深い。
つまるところ、人がもっとも興味を惹かれるのは人の顔や形なんだな。