『かもめ食堂』

『かもめ食堂』

予定のない週末。雨だって週間予報でゆってたから、そのつもりで食糧を買い込んで篭る準備ｖ
兵庫のコが貸してくれた１本。ほっこりしたぁ～。こんな週末にぴったり
おススメしてくれる映画や本にも、その人の人柄や生活がにじみ出るのかも。
聞いたらそのコもケープやルームシューズやらを自分で編んだり、お菓子を作ったりしてるらしい。
なんでも手作り（創造）出来る人って無条件に尊敬してしまう。すげいや。
兵庫から出てきてまだ３ヶ月みたい。いま同居してる彼氏を追いかけてきたのかな？
こんなコならすぐにでもお嫁に欲しい。わたしが男ならねｗ

今作はフィンランドで食堂を経営する日本人女性の話。レストランじゃなくて食堂ね。
１ヶ月間も誰もお客が来なかったお店にぽつぽつと人が集まって、関係が作られてゆく。
それは国も言葉も越えた人間同士のお付き合い。
食は基本。美味しい料理は世界共通用語だもんね。
ほっこりした人の周りには、同じくほっこりした人たちが寄ってくるんだな。
彼女たちは単にほっこりしてるだけじゃない。ちゃんと芯が立ってるから人にも優しくできるんだな。
それぞれ迷って、不安も抱えつつも、お互いがもたれ合う関係じゃないのが気持ちいい。

木のテーブル、シンプルな店の内装も心地いい。ピンっ！と張ったいい「気」が漂ってる。
使い勝手のよさげな道具類にも注目。大事に使えば、道具もいい仕事してくれるんだ。
フィンランドが舞台なだけにムーミン話もちらっとあったりするのも嬉しい。
遊びに行った友だちの話を聞いたら、おフロよりサウナが主流なんだとか。
湖のそばに掘っ立て小屋みたいなのがあって、水を蒸してて、木の先についた葉っぱで身体を叩くんだって。
暑くなったら湖で泳いだりもするらしい。うーーーん・・・それは勇気がいるかも